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米・イスラエル、ガザ情勢巡りワシントンで協議へ 首脳が電話会談

ロイター / 2024年3月19日 5時41分

バイデン米大統領は18日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファの状況のほか、ガザ地区への人道支援を拡大させる方法などについて協議した。2024年2月撮影(2024年 ロイター/Leah Millis)

Trevor Hunnicutt Doina Chiacu

[ワシントン 18日 ロイター] - バイデン米大統領は18日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、パレスチナ自治区ガザについて話し合うため、米国とイスラエルのチームがワシントンで会合を開くことで合意した。サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が明らかにした。

サリバン氏は記者団に対し、バイデン大統領はイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ最南部ラファに対する作戦を実施すれば、ガザ地区の無政府状態が深まると警告。人道危機が悪化しているガザ地区の将来について米国とイスラエルは包括的な協議を行うことで合意したと明らかにした。

両国のチームによる協議は今週、もしくは来週に行われる可能性があり、協議前にラファに対する作戦は進められないという。

サリバン氏によると、バイデン大統領はネタニヤフ首相に対し、ガザ地区に対する首尾一貫した戦略が必要だと伝えた上で、イスラエルに対する支持を改めて表明。米国がイスラエルに対する支援を制限する可能性があると警告はしなかったという。

サリバン氏はまた、ハマス幹部内でナンバー3のマルワン・イッサ氏が先週のイスラエル軍による攻撃で殺害されたことを認めた。ハマス側はコメントしていない。

これに先立ち米ホワイトハウスは、バイデン大統領がネタニヤフ首相との電話会談で、ラファの状況のほか、ガザ地区への人道支援を拡大させる方法などについて協議したと明らかにしていた。

ネタニヤフ首相も声明で、会談ではイスラム組織ハマスの排除や人質全員の解放、ガザがイスラエルに脅威を及ぼさないことを確実にするといった全ての目標の達成に向けたイスラエルの決意について協議したと明らかにした。必要とされる人道支援の提供が伴うという考えも示した。

バイデン氏がネタニヤフ氏と話したのは2月15日以来初めて。米国では先週、上院民主党トップのシューマー院内総務が議会演説で、ネタニヤフ首相が和平の妨げになっていると厳しく批判し、イスラエルは総選挙を実施する必要があるとの考えを表明。ネタニヤフ氏はこれに対し「全く不適切だ」と強く反発していた。

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