米債利回り上昇「妥当」、支援解除の議論尚早=セントルイス連銀総裁
ロイター / 2021年2月26日 2時55分
米セントルイス地区連銀のブラード総裁は25日、米成長加速やインフレ上昇見通しを踏まえ、最近の米10債利回り上昇は「妥当な」市場の反応という認識を示した・2018年撮影(2021年 ロイター/Edgar Su)
[ワシントン 25日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は25日、米成長加速やインフレ上昇見通しを踏まえ、最近の米10債利回り上昇は「妥当な」市場の反応で、これまでのところ「良好な兆候」との認識を示した。
同時に、こうした状況を踏まえ、米連邦準備理事会(FRB)が債券購入縮小の検討を始めることは時期尚早と強調。「パウエルFRB議長は、先走りすることなく、適切な時期に議論を開始することを望んでいる」と述べた。
今後の情勢については「明るい見通し」を示し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を巡る状況が堅調な成長にシフトしつつあり、失業率は年末時点で4.5%まで改善する可能性があると予想した。さらに、個人貯蓄は「引き続き非常に高水準」とし、予想される追加財政支援によって、今後家計や企業の支出が加速する公算が大きいとの見通しを示した。
一方、生産性が持続的に高まっている兆候はまだ確認していないと述べた。
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