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豪当局、クラウン・リゾーツのカジノ運営免許維持は妥当と判断

ロイター / 2024年3月26日 11時47分

 3月26日、豪規制当局は、米投資会社ブラックストーン傘下のクラウン・リゾーツについて、メルボルンにある旗艦カジノの運営免許の維持を認めると発表した。写真はメルボルンにある同社のカジノ。2016年3月撮影(2024 ロイター/Jason Reed)

[シドニー 26日 ロイター] - 豪規制当局は26日、米投資会社ブラックストーン傘下のクラウン・リゾーツについて、メルボルンにある旗艦カジノの運営免許の維持を認めると発表した。資金洗浄(マネーロンダリング)防止法違反で同カジノは2年余り前に政府の監督下に置かれていた。

ビクトリア州の賭博・カジノ管理委員会(VGCCC)のフラン・ソーン委員長は同カジノの「組織的欠陥は過去のものになった」と述べた。

クラウン・リゾーツはコンプライアンス確保に今後も建設的な取り組みを続けると表明した。

同社はカジノを運営する複数州でガバナンスを巡り調査を受けたが、ビクトリア州では州都メルボルンでのカジノ運営継続が認められていた。マネロン防止法違反について昨年、4億5000万豪ドル(2億9400万米ドル)の罰金支払いに合意した。

ブラックストーンは22年に同社を89億豪ドルで買収した。

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