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米中古住宅仮契約指数、1月は4.9%低下 高水準の住宅ローン金利が重し

ロイター / 2024年3月1日 1時56分

1月の米中古住宅販売仮契約指数は前月比4.9%低下の74.3だった。2021年、シアトルで撮影(2024年 ロイター/Karen Ducey)

Amina Niasse

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が29日発表した1月の中古住宅販売仮契約指数は前月比4.9%低下の74.3だった。なお高水準の住宅ローン金利が引き続き重しになっている。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は1.0%上昇だった。

12月分は8.3%上昇から5.7%上昇に大幅に下方修正された。

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「労働市場は堅調で、株式市場と住宅価格の上昇により、米国の総資産は過去最高を記録した」と指摘。「このような経済状況の組み合わせは、住宅購入に有利だ。ただ消費者は現在のサイクルでの住宅ローン金利の変化に敏感になっており、それが住宅販売に影響を与えている」と述べた。

1月の前年同月比は8.8%低下だった。

1月の前月比の地域別では、中西部で7.6%、南部で7.3%それぞれ低下。前年同月比では全地域で低下した。

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