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“青いモンスター”は妄想or救い? ベネディクト・カンバーバッチ「エリック」本予告

cinemacafe.net / 2024年5月3日 10時0分

ベネディクト・カンバーバッチ主演のNetflixシリーズ「エリック」より本予告が解禁された。


カンバーバッチが久々にドラマシリーズに主役として出演し、エグゼクティブプロデューサーも務める本作は、息子が行方不明となってしまった父親が、次第に不安定となり、奇怪な妄想に取り憑かれていく姿を描くサスペンス・スリラー。


この度解禁された本予告では、カンバーバッチ演じるヴィンセントが、息子の絵“エリック”に固執し、周囲の人々を巻き込んで徐々に狂気にとらわれていく様子が切り取られている。


ヴィンセントは、N.Y.で最も有名な人形使いであり、大人気の子ども向けTV番組のクリエイターでもある。高い知性とカリスマ性のある仕事人間だが、私生活では妻や幼い息子のエドガーを蔑ろにしてしまっている…。


そんな中、ある日息子が通学途中に失踪。映像では、茫然自失し、後悔と罪悪感に苛まれて焦るヴィンセントと妻の姿が。そして時間が経つにつれ、奇想天外な妄想に固執していく狂気の道程が、カンバーバッチの名演とともに映し出されていく。


手がかりを探して記憶を辿るヴィンセントは、息子が“エリック”という青いモンスターの絵を描いていたことを思い出し、「テレビに出演させればエドガーが見るだろう」と思い立つ。そのために無我夢中で人形を自作、次第に我を失うほどに変わり果てていき、妻にも「どうかしてる」と呆れられてしまう。


さらに行動はエスカレートし、家族や同僚、そして事件を捜査する刑事までも遠ざけてしまい、次第に孤立していくヴィンセント。映像のラストでは、「エリックが助けてくれる」と信じて疑わない彼の前についにエリックが現れ、呼び掛ける声も聞こえてくるが…。


果たして“エリック”は、失意の父親の悲しき“妄想”となるのか? 或いは、絶望の淵にいる父親の“救い”となるのか…?


愛する息子の失踪に消沈する両親、その周辺の人間たちや捜査担当の刑事ら、それぞれの立場の感情の繊細な描写にも注目だ。


Netflixシリーズ「エリック」は5月30日(木)よりNetflixにて独占配信。


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