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『メイ・ディセンバー』当事者たちと女優、疑念と憶測が交錯する場面写真

cinemacafe.net / 2024年5月9日 17時0分

ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアが豪華共演を果たした、『キャロル』のトッド・ヘインズ監督最新作『メイ・ディセンバー ゆれる真実』から、当事者たちとそれを追う女優、それぞれの疑念と憶測が交錯する場面写真が解禁となった。


本作は、全米にかつてないほどの衝撃を与えた、90年代に実際に起きた“メイ・ディセンバー事件”の真相を、様々な角度から見つめる心理ドラマ。昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品、プレミア上映され話題をさらった。


23年前に起きた36歳の女性と13歳の少年の不倫騒動“メイ・ディセンバー事件”の映画化にあたり、女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)が、モデルとなった当事者のグレイシー(ジュリアン・ムーア)とその夫・ジョー(チャールズ・メルトン)のもとを訪ね、役作りのためにふたりをリサーチすることから物語が動きだす。


今回解禁となった場面写真は、仲睦まじく寄り添う現在のグレイシーとジョー、そんな2人を執拗に追うエリザベス、そしてグレイシーになりきるためにさらに深みに入ろうとジョーに近づくエリザベスの姿が切り取られる。それぞれの本心、思惑を思わず推察したくなる場面写真ばかり。


事件から23年の月日が経ち、夫・ジョーの腕に抱かれる妻・グレイシーは果たして幸せなのか。後悔や後ろめたさといった“隠れた芽”は存在するのか。


また、事件当時のグレイシーと同じ36歳になった“元少年”のジョーは、彼女との家族を持ち、いま何を想うのか。あのときの判断は、本当に正しかったのか…。


少しずつ浮き彫りとなる真実と、それぞれの人物が秘めていた感情を前に、いつしか“演技のための取材”の範疇を超えていくエリザベス。彼女の瞳に当事者の2人はどう映るのか。グレイシーとジョーの中にある“歪み”はやがてエリザベスをも変えていく…。


エリザベスの憶測と、当事者であるグレイシーとジョーの本心、そして新たな証言もあり、視点の数だけ見え方も変わる、3人の深層心理が交錯する場面写真となっている。


『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。



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