【注意喚起】「ペットによる火災事故」を防ぐポイント
Digital PR Platform / 2024年3月28日 11時0分
~ “もふもふプッシュ” にご用心~
昨今、ペット(※1)の家族化やコロナ禍での自宅時間の増加に伴い、ペットを家の中で飼う人が増えました。犬・猫においては90%以上が室内飼い(※2)であるといわれています。家族の一員として癒しを与えてくれる一方で、ペットの思わぬ行動によって火災を伴う事故が発生しています。独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、「ペットによる火災事故」について注意喚起し、事故を防ぐポイントについてお知らせします。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2526/85686/700_392_2024032721013466040a9e23e18.JPG
ガスこんろの操作ボタンを押す犬(イメージ)【※動物の安全に配慮して撮影しています。また、資料中の全ての製品と動物は実際の事故とは無関係です。】
2013年度から2022年度までの10年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※3)では、ペットによる事故(※4)は61件発生し、うち約9割(61件中54件)が火災に至っています。飼い主の外出中に家で留守番をしていた犬や猫がこんろの操作ボタンやスイッチを押したことによる事故が多い他、ペットが電気製品に排尿したり、電源コードをかみついたりしたことによる事故も発生しています。
留守の時などペットから目を離す際は「ガスの元栓を閉める」、「ロック機能を使用する」、「ペットをケージに入れる」等、二重三重の対策をすることが大切です。また、日頃からかみつきや排尿場所等のペットの行動習性を把握し、「電気製品を使用しない時はプラグを抜く」、「ペットが好む排尿場所付近に電気製品を置かない」等の対策が事故防止に有効です。
対策によって少しでも事故のリスクを減らし、ご自身やご家族、大切なペットの命を守りましょう。
(※1)資料中のペットは、犬、猫、鳥、齧歯類など主に毛が生えている愛玩動物を指す。
(※2)出典:一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」
(※3)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。
(※4)ペットの関与が確認されたものだけでなく、状況証拠から関与が疑われるものも含む。
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