パリ五輪出場に王手! U-23日本代表が準決勝進出! 数的優位で一時逆転されるも…開催国カタールとの延長接戦を制す
ゲキサカ / 2024年4月26日 8時21分
[4.25 AFC U23アジア杯準々決勝 日本 4-2(延長) カタール ドーハ]
U-23日本代表は25日、パリオリンピックアジア最終予選を兼ねたAFC U23アジアカップ2024の準々決勝でU-23カタール代表と対戦し、4-2で勝利。前半2分にMF山田楓喜(東京V)のゴールで先制するが、同24分に追いつかれる。39分には相手の退場で数的優位に立つも、後半4分には逆転を許した。だが、22分にDF木村誠二(鳥栖)が同点ゴール。試合は延長戦に突入すると、延長前半11分にFW細谷真大(柏)が勝ち越しゴールを挙げ、延長後半7分にはFW内野航太郎(筑波大)がダメ押しのゴールを決めた。日本は残り1勝で8大会連続の五輪出場が決まる。
今大会の上位3か国がパリ五輪出場権を獲得できるなか、日本はその切符に王手をかけるべく、準々決勝に臨んだ。中2日の連戦を考慮し、22日の韓国戦からDF高井幸大(川崎F)以外の先発を10人変更。グループリーグ初戦・中国戦をベースにして選手を起用した。
4-3-3の布陣を敷き、GKは小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、4バックは左からDF大畑歩夢(浦和)、木村、高井、DF関根大輝(柏)。アンカーはキャプテンのMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、インサイドハーフは左がMF松木玖生(FC東京)、右がMF山本理仁(シントトロイデン)。前線3人は左からMF佐藤恵允(ブレーメン)、FW細谷真大(柏)、山田が並んだ。
開始2分、日本が先制に成功する。山田楓がDFサイフ・エルディーン・ハッサンのバックパスを奪うと、PAライン付近から左足を一閃。ゴールのニアサイドを突き刺した。
試合を優位に運びたい日本だが、前半24分に同点に追いつかれる。DFアブドゥラ・アル・ヤジディに左サイドからクロスを上げられると、ファーサイドから詰めたエースFWアーメド・アル・ラウィのヘディングシュートを打たれ、ゴール右隅に同点ゴールを決め切られた。
観客数こそ多くはないが、同点に追いついたことで地元カタールの観客が大盛り上がり。雰囲気に飲まれた日本はカタールに勢いを奪われた。
日本は前半38分に決定機。左サイドのスローインからPA左で待ち構えた松木がボールキープし、深い位置まで入り込んでボールを折り返す。ファーサイドの細谷がワンタッチで押し込もうとするが、ミートしきれずゴール右外に流れていった。
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