“昇格組”同士の対決は東京Vに軍配! 磐田との打ち合い制して今季初の2連勝&9戦無敗に
ゲキサカ / 2024年5月6日 15時33分
[5.6 J1第12節 東京V 3-2 磐田 味スタ]
J1リーグは6日、第12節を開催した。14位東京ヴェルディはホームで11位ジュビロ磐田と対戦し、3-2で勝利した。
ここ8戦無敗、今季初の2連勝を目指す東京Vと、直近3試合負け無しで2試合ぶりの白星を狙う磐田の一戦。試合は立ち上がりから磐田がボールを握るも、より多くのチャンスを作ったのは東京Vだった。
東京Vは前半6分、右サイドから攻撃を仕掛けると、FW木村勇大がペナルティエリア内右からグラウンダーのパスを入れる、そのボールにFW染野唯月とMFチアゴ・アウベスが走り込んだが、磐田DF陣の体を張った守備に阻止された。
磐田は前半21分、MF上原力也が敵陣左サイドで相手のパスをカットすると、DF松原后のリターンをゴール前に放り込む。MF松本昌也が胸で落としてFWマテウス・ペイショットが右足を振っていったが、シュートは枠を捉えることができなかった。
すると先に試合を動かしたのはホームチームだった。東京Vは前半33分、左サイドからのコーナーキックの流れでペナルティキックを獲得。染野がGK川島永嗣の逆を突くゴール左に流し込んで先制に成功した。
さらに東京Vは前半41分、左サイドでコーナーキックを得ると、DF翁長聖が右足で入れたボールに染野が頭で合わせる。このシュートは川島に防がれるも、手前に落ちたところを木村が押し込んでリードを広げた。
前半を2点ビハインドで折り返した磐田は後半に反撃に出る。同10分、左サイドのMF藤原健介から浮き球が入ると、混戦の中からFWマテウス・ペイショットがフィニッシュ。同21分には、FWジャーメイン良が右サイドからクロスを頭で叩き込んだ。
勢いにのる磐田は後半35分にPKを獲得するも、キッカーを務めたジャーメインが失敗。同41分にはDFリカルド・グラッサが一発退場となり一人少ない状況となった。対する東京Vは、勝ち越しゴールを狙って攻撃の手を強めるも攻めきることができない。
それでも東京Vは後半アディショナルタイム9分、左サイドから攻撃を仕掛けると、染野が通したボールをMF森田晃樹が2タッチ目で縦に転がす。木村がペナルティエリア内左に侵入して強引にシュート。力を込めたボールは川島の体に当たりながらもゴールへと吸い込まれた。
東京Vは終盤の木村のゴールを守り抜いて3-2で勝利。J1ホーム戦16年ぶりの白星で無敗記録を9試合に伸ばした。
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