エレガントなアロマと優美な味わい。14年間氷温熟成したヴィンテージ日本酒「礼比」が数量限定で登場
IGNITE / 2024年5月7日 16時23分
熟成による、日本酒の新たな価値と可能性が感じられる1本が登場。
日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」は、14年間の氷温熟成を経たヴィンテージ日本酒「礼比(らいひ)」を数量限定で取り扱う。
販売は5月24日(金)から、購入にはブランドサイトにおける事前登録が必要となっている。長期の氷温熟成を経た日本酒の味わいとアロマを堪能しよう。
3つの異例のこだわりが生んだアロマと味わいヴィンテージ日本酒「礼比」は、「氷温熟成14年」「フレンチオーク樽熟成3年」「累乗仕込み」という3つの異例の挑戦により、至高の日本酒を生み出した。
その3つの挑戦について見てみよう。
14年間、マイナス5度以下で氷温熟成「礼比」は、マイナス5度以下の氷温環境で14年間熟成したという、ヴィンテージ日本酒だ。
氷温熟成を行うことで、10年以上もの歳月を経た熟成酒でありながら、新酒のようなフレッシュな面を持ち、極めてなめらかなテクスチャーを実現させている。
0度を下回る温度では、熟成のスピードは極めて遅くなる。通常、日本酒の熟成は、その変容の過程で「メイラード反応」というものが起こり、醤油の香ばしさにも似た円熟した香りを発する。
しかし、「礼比」は氷温でゆっくりと熟成を進めることにより、その香り成分の発生が極端に抑えられ、瑞々しい華やかさを保ったまま熟成している。
日本酒は熟成させると、深遠な琥珀色に変化する。29年熟成した「現外」は、おおよそ15度で熟成させているため美しいアンバーカラーになっているが、「礼比」の色合いは淡いレモンイエローだ。
氷温熟成ならではの、透明感のある洗練された味わいを楽しもう。
甘やかな樽香を生み出したフレンチオーク樽熟成同商品は氷温環境の中、ミディアムローストのフレンチオーク樽に3年間貯蔵している。
これにより、エレガントな甘やかさを含んだ樽香、上品なバタースコッチを思わせるトーン、鼻孔をくすぐるアロマが生み出された。
「累乗仕込み」がもたらす濃密な甘み日本酒の醸造方法のひとつに、仕込み水の一部に日本酒を使用することで、深い甘味と旨味をもたらす「累乗仕込み」製法がある。
同商品は、この「累乗仕込み」製法により、濃密で奥行きのある瑞々しい甘みと、立体感のある旨みを生み出している。
近年、再び注目されている日本酒の「熟成酒」ワインやウイスキーに比べて、日本酒の熟成酒市場はまだ小さく、評価も浸透していない。
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