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【海外発!Breaking News】安楽死させる飼い主の足元にしがみつく老犬、新たな家族に出会い19歳に(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年1月21日 13時2分

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アメリカのある家庭で飼われている元保護犬が、救出から現在の家族のもとで幸せに過ごすまでを捉えた動画が公開され、注目を集めている。犬は1年前の18歳の時、前の飼い主が安楽死させるため動物保護団体の施設に連れてきたという。動画には不安な表情を浮かべ、自分の命を終わらせようとする飼い主の足元に擦り寄る犬の姿が映っていた。米ニュースメディア『Newsweek』が伝えている。

米ノースカロライナ州シャーロット在住のクリッシー・エルダーさん(Chrissy Elder)が現地時間11日、現在19歳になるオスの元保護犬“シーモア(Seymour)”の動画を投稿し、多くの人に感動を与えた。クリッシーさんは1年前の2023年1月11日、地元の動物保護団体「Forgotten, Now Family Rescue」からシーモアを引き取った。

クリッシーさんは、かねてから同団体へ何度も足を運び、犬の保護活動に協力してきたようだ。クリッシーさんの投稿によると、当時のシーモアは高齢のせいか足元がおぼつかず、体のいたるところに皮膚病による腫瘍があり、異臭を放っていたという。

そんなシーモアの世話を飼い主は諦めてしまったようで、安楽死させるために同団体の施設に連れてきたそうだ。シーモアは初めて来た場所に怯えているせいか、飼い主が自分の命を絶とうとしていることも知らず、その足元に寄り添っている。この時にシーモアと出会ったクリッシーさんは、動画の中で当時の思いをこのように明かしている。

「シーモア、あなたと出会ってもう1年になるなんて信じられない。去年の1月11日、前の飼い主がシェルターのドアに向かってあなたを引きずって来たのを見たわ。あなたの老いた足はおぼつかず、混乱している様子で、あなたは最愛の人(前の飼い主)の足元にしがみついていたわね。」

「膿んだ皮膚と腫瘍は悪臭を放っていて、ロビーのあたりを掃除しなければならないほどだった。私はあの時、たまたま友人と一緒に保護犬の世話の手伝いに来ていたけど、年老いたあなたを(施設の)床にひとりで死なせるわけにはいかなかったわ。」

「私は偶然そこにいたけど、私たちの心は結ばれる運命だったのよ。シーモア、あなたはほとんど歩くこともできず、治療もされずに大きくなってしまった腫瘍によって顔が化膿していたのよね。私は車にあなたを乗せるため、お気に入りのヒールの靴を脱いで、あなたを抱っこしたんだっけ…。あの時の私を見つめるあなたの顔、決して忘れることはないでしょう。」

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