TBSの元人気アナ、幼い頃から否定されてきた母の“本音”を聞いて「本当に良かった」と思った理由
女子SPA! / 2024年3月16日 8時46分
最初はわたしと夫のスピードが違って、夫はもうちょっとゆっくりと制度について考え、子どもを持つとはどういうことかについて考えたいと。でもわたしはだいぶ前から考えていたから、早く特別養子縁組ができたらいいなと思っていました。でも、どちらかの気持ちで強引に進めるというより、お互いに話をしながら考えていきました。
また、特別養子縁組をあっせんしてくれる団体の方からは「親戚のみなさんや、特に周りでサポートしてくれるであろう人たちには、きちんと特別養子縁組で子どもを迎えることを説明してください」と言われました。
なので、父や母にも話をするし、夫の両親はもう亡くなっているのですが、お兄さん家族にも話をしに行って、二人だけの問題ではなく、もっと大きな家族全体の合意の上で、スタートラインにみんなが揃った時点で、 迎えるという段階を踏みました。これは振り返るとすごく良かったです。迎える前から、何かあったら一緒にやりましょうと言ってくれる人たちが周りにいた。これはすごく心強かったですね。
――そして本作は「TBSドキュメンタリー映画祭2024」の一作としてお披露目されますが、映画祭での上映が決まったときはいかがでしたか?
久保田:早い段階から検討はしていたのですが、特別養子縁組をどう描けばいいのかなと思っていました。というのも、特別養子縁組のことを忘れて観ていただくと、普通の子育ての記録だと思うんですよね。
毎日一生懸命、子どもの世話をしているように見えると思うんです。ただ違うことと言えば、出会い方と真実告知をしていることかなと思いました。特に真実告知は特別養子縁組の制度を知ってもらう上でとても重要なところで、ある意味で制度のことが凝縮されているようにも思って、映画にして皆さんに伝わることがあるのではないかと感じました。
<取材・文/トキタタカシ 撮影/山川修一>
【トキタタカシ】
映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。故・水野晴郎氏の反戦娯楽作『シベリア超特急』シリーズに造詣が深い。主な出演作に『シベリア超特急5』(05)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。現地取材の際、インスタグラムにて写真レポートを行うことも。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「面倒を看てくれてありがとう。全財産3,000万円は愛娘へ」80代父の死後、なぜか銀行から門前払いを受ける長女…世間知らずな親子に訪れた悲劇【CFPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月9日 11時45分
-
「相続でモメる人」が知らないトラブル回避の基本 「晩婚」「再婚」の人が陥りがちな落とし穴
東洋経済オンライン / 2024年5月5日 14時0分
-
離婚後の共同親権で親のエゴが炸裂したら「子の利益」は守れない…賛成派・反対派それぞれの本音
オールアバウト / 2024年5月2日 22時5分
-
家族以外には外面がいい「モラ夫」。偽りの姿を演じ続けて、私からすべてを奪った【裏の顔】とは?
OTONA SALONE / 2024年4月28日 19時30分
-
娘が振り返る「山田太一さんが家庭で見せた素顔」 両親の思い出が主題の映画「異人たち」が公開
東洋経済オンライン / 2024年4月20日 13時0分
ランキング
-
1旧態依然とした日本映画界に風穴を 日本発の映画製作ファンドがカンヌで会見【第77回カンヌ国際映画祭】
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年5月18日 22時47分
-
2人気漫画家 「寝違えた?」病院行ったら…まさかの診断に仰天! 無事回復、「病院行って良かった」の声
スポニチアネックス / 2024年5月18日 21時40分
-
3「あれから30年」鈴木保奈美、『東京ラブストーリー』共演女優と3ショット 「すごいメンバー」と感激の声
クランクイン! / 2024年5月18日 17時30分
-
4『ダイヤのA actII』アニメ続編制作決定 お祝いイラスト公開
ORICON NEWS / 2024年5月18日 21時0分
-
5「36歳で余命6年と宣告されて、もう寿命」内山信二(42)がタバコも酒も白米も減らす生活を始めたワケ「結婚してなかったら今頃…」
文春オンライン / 2024年5月18日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください