六甲アイランド~神戸山手線を直結 阪神高速「5号湾岸線 湊川延伸」が工事進行中! 橋脚ニョキニョキ! 夢の「神戸中心街スルー」どこまで完成した?
くるまのニュース / 2024年5月8日 7時40分
阪神高速5号湾岸線を六甲アイランドから湊川までむすぶべく、延伸工事が進められています。どこまで進んだのでしょうか。
■六甲アイランドから神戸山手線へ直結「大阪湾岸道路西伸部」
阪神高速5号湾岸線は、大阪と神戸を臨海部経由でむすび、3号神戸線のバイパスという位置づけとなっています。
しかし、神戸側は途中の六甲アイランドで途切れている状況。これを西へ延伸し、神戸市中心街をまるまるスルーして、西側の湊川までむすぶべく、工事が進められています。どこまで進んだのでしょうか。
延伸ルートは、六甲アイランドから西進し、ポートアイランド北側と西側を回り込み、海を越えて湊川へ達する延長14.5kmです。
湊川までつながれば、5号湾岸線が神戸山手線と直結。魚崎・生田川・摩耶といった3号神戸線の渋滞スポットをまるまるスルーして、神戸市西部や明石方面へ抜けられるようになります。3号神戸線も、交通分散によって渋滞緩和となることが期待されます。
同時に、名神西宮ICからさらに南下して湾岸線へ直結する「名神湾岸連絡線」も事業化済み。名神からやって来た交通流が、湾岸線に移行して神戸西部へ注ぎ込まれる新ネットワークが完成することになります。
さて、その「湾岸線 湊川延伸」の進捗ですが、3月末現在で、東は六甲アイランド内、西は駒栄ランプと、それぞれ両端側の工事が進んでいる状況。大半を占める海上区間の橋梁部や、ポートアイランド内については、まだ設計段階です。
六甲アイランド内では、橋脚がニョキニョキと立ち並んでいます。すでに中間部の16本が完成済みで、魚崎側の8本が現在工事中。同時進行で、いよいよ橋桁を架ける段階にも入っています。
いっぽう、湊川に直結する終端部「駒栄ランプ」の工事は、着々と地下部を中心に建設が進んでいます。ここは地下から橋梁へ駆け上がっていく部分で、地面を掘ってそこにコンクリートのトンネル本体を組み上げていく工事になります。
ランプ部はいくつかの工区ブロックに分かれていますが、一番進んでいるブロックでは、すでにトンネルの上半分のコンクリートが打ち終わった状況です。他のブロックでも、トンネルの底部コンクリートが打ち終わっていたり、まさに土を掘っていたりと、同時進行で進んでいます。
まだ設計段階である海上区間では、六甲アイランド~ポートアイランドの海をまたぐ橋について、基本構造が昨年8月に決定しています。高さ約210mにのぼる巨大主塔4本で橋桁を吊るす「斜張橋」となる計画です。
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