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はしか、欧州急増し世界的に流行 ワクチン接種減影響か、日本でも

共同通信 / 2024年3月2日 17時47分

コンゴ(旧ザイール)で、緊急支援のはしかワクチンの接種を受ける子ども=2020年3月(ロイター=共同)

 世界各地ではしかの感染が拡大している。世界保健機関(WHO)によると、2023年は前年比8割増の30万人以上の感染が報告され、特に欧州での増加が目立つ。背景に新型コロナウイルス流行時、はしかのワクチン接種率が下がったことがある。日本でも2月以降複数の感染例が出ており、今後拡大が懸念されるとして、厚生労働省はワクチン接種を呼びかけている。

 WHOによると、ロシアや中央アジアを含む欧州地域での感染報告数は22年の937人に対し23年は5万8千人を超え、60倍以上となった。

 日本では、今年に入って奈良市で外国人観光客の感染が確認されたほか、東京都では感染経路が不明の0歳男児の感染が報告されている。

 流行を防ぐには人口の95%がワクチンを2回接種することが望ましい。日本では乳幼児期に2回の定期接種があるが、厚労省によると、2回接種を終えた割合は20年度以降減少し、22年度は92.4%だった。厚労省の担当者は「母子手帳などを確認し2回打っていなければ接種を検討してほしい」と話している。

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