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【JX石油開発】CCS バリューチェーン構築に向けた Chevron との共同検討の開始について

PR TIMES / 2024年3月19日 11時15分



 当社(社長:中原俊也)は、アメリカの大手エネルギー企業である Chevron 社の主要事業会社である Chevron New Energies 社(以下、「Chevron」といいます。)との間で、アジア・太平洋地域における CCS(注1)バリューチェーン構築に向けた共同検討に関する覚書を締結しましたので、お知らせいたします。


 今回合意した共同検討は、当社関連会社をはじめとする日本国内のさまざまな産業から排出される CO2 を回収し、オーストラリアへ海上輸送した上で、Chevron が保有する CO2貯留サイトに圧入・貯留を実施することによる CCS バリューチェーン構築に関する事業性を調査するものです。
 
 さらに 2 社共同で、CO2輸送に関する国際的なルール策定に向けた取組みならびに他のアジア・太平洋地域における CO2貯留サイトの開発に向けた検討を進めてまいります。

[画像1: https://prtimes.jp/i/126739/13/resize/d126739-13-f2e156e8a2c324ab4346-0.jpg ]

                  締結式の様子(提供:Chevron)
  左から、Chevron New Energies Gustavson 社長、Powers 副社長、JX 石油開発 山田副社長、中原社長

<JX 石油開発:山田副社長 コメント>
 本覚書の締結は、石油・ガス事業を通じて Chevron との間で 70 年以上にわたって培ってきた良好な関 係に基づくものです。今後は、この覚書に従って同社と共に低炭素ソリューションの提供を積極的に進めてまいります。  当社は、従来型の石油・天然ガスの開発事業に加え、CCS/CCUS(注2)を中心とした環境対応型事 業をもう一つの軸とする「二軸経営」を掲げ、Petra Nova CCUS プロジェクト(下図参照)等の CCS を事 業戦略における重要な取り組みと位置付けています。当社は、さまざまな CCS/CCUS 関連事業で培った知 見を活かし、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

<Chevron:Chris Powers 副社長 コメント>
 当社は、日本最大の石油・金属コングロマリットである ENEOS グループおよび JX 石油開発との長年にわた る関係をさらに発展させ、今回の共同検討がアジア太平洋地域における大規模 CCS ハブ構築に寄与することを期待しています。
 大規模な CCS バリューチェーンプロジェクトは、アジア太平洋地域の低炭素化への取り組みを推進する上で 主要な役割を果たすものであり、これらの目標を満たすためには、長期的な協力が必要であると当社は認識し ています。

(注1)CCS : Carbon dioxide Capture and Storage の略。排出される二酸化炭素を回収し地下に圧入する技術。 (注2)CCUS: Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage の略。CO2を回収・貯留することに加え、新た   
      な商品 やエネルギー生成のために利用する技術。
                      
[画像2: https://prtimes.jp/i/126739/13/resize/d126739-13-3ec7ba2dcce3dd79e768-1.jpg ]

               Petra Nova CCUSプロジェクトのCO2回収装置
[画像3: https://prtimes.jp/i/126739/13/resize/d126739-13-8a86dccc36116af7adcb-3.png ]

                   CCS概念図(海底圧入の場合)    

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