皇居で春の大綬章親授式 「深く感謝」天皇陛下が受章者をおねぎらい

大綬章等の親授式を終えた受章者。左から西川克行さん、菅野博之さん、清野智さん、石井隆（隆）一さん、佃和夫さん、森田富治郎さん、大谷直人さん、三村明夫さん、黒田東彦さん、井上明久さん、平野博文さん、富田茂之さん、ジュリー・イザベル・ビショップさん＝９日午前、皇居・宮殿東庭（岩崎叶汰撮影）

皇居・宮殿「松の間」で９日、春の大綬章親授式が行われ、天皇陛下が今回最高位の桐花大綬章の大谷直人前最高裁長官（７１）ら１３人に勲章を手渡された。

ほかの出席者は旭日大綬章の森田富治郎元第一生命保険社長（８３）、三村明夫前日本商工会議所会頭（８３）、佃和夫元三菱重工業社長（８０）、石井隆一元富山県知事（７８）、清野智元ＪＲ東日本社長（７６）、平野博文元官房長官（７５）、菅野博之元最高裁判事（７１）、富田茂之元財務副大臣（７０）。瑞宝大綬章の黒田東彦前日銀総裁（７９）、井上明久元東北大学長（７６）、西川克行元検事総長（７０）。外国人叙勲で旭日大綬章のビショップ元オーストラリア外相（６７）。

陛下は「国や社会のため、また、人々のために尽くしてこられたことに深く感謝いたします」とねぎらい、英語でもお言葉を述べられた。