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中国の新型空母「福建」が試験航行終了 初回は8日間で動力や電力などのシステム検証

産経ニュース / 2024年5月8日 19時52分

【北京=三塚聖平】中国国営新華社通信は8日、国産の新型空母「福建」が初の試験航行を同日午後に終えたと伝えた。今月1日に上海市の江南造船所の埠頭(ふとう)を離れており、初回の試験航行は8日間続いた。

新華社によると、今回の試験航行では動力や電力などのシステムについて検証した。今後も何回かの試験航行を重ねた上で就役する見通し。香港英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は、福建の試験航行には少なくとも1年間を要するという見方を伝えている。

福建が就役すれば中国の空母は3隻態勢となり、常時1隻が運用可能となる。中国メディアなどによると、福建は原子力ではなく通常動力推進。満載排水量は8万トン余りで、リニアモーターの原理で艦載機を射出する電磁式カタパルトを備える。電磁式カタパルトは、米原子力空母ジェラルド・フォードに次ぎ世界で2隻目となる。

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