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伊藤園「お~いお茶」若年層と接点強化 国産一番茶100%使用してお茶のあまみに磨きをかけた「まろやか」に季節限定商品を拡充

食品新聞 / 2024年5月4日 22時47分

伊藤園は「お~いお茶」ブランドで昨年に引き続き若年層との接点を強化する。

「お~いお茶」ユーザーの高齢化が進み、20代若年層を取り込むことでブランド強化を図り、ひいてはリーフ(茶葉)飲用層の裾野を広げて茶業界の発展につなげるのが狙い。

2024年は“もっと緑茶を楽しく、カジュアルに。”を新たなテーマに掲げ、3月4日に「お~いお茶 〇(まろ)やか」(まろやか)をリニューアル発売するとともに2月に発売開始した「お~いお茶 〇やか さくら緑茶」をはじめとした季節限定品を季節ごとに投入していく。

「まろやか」は、“爽やかな香りとまろやかなお茶のあまみ”が特長の緑茶飲料。あまみを引き出すために、国産の一番茶を100%使用し「まろやか」専用の火入れでコクのあるお茶のあまみを打ち出した緑茶飲料。


2019年に開始した千葉大学との共同研究「若者プロジェクト」の枠組みの中で、千葉大学・千葉大学大学院の学生との共創で開発を進め昨年5月に発売開始した。

その後の販売動向について、4月12日取材に応じた伊藤園の安田哲也マーケティング本部緑茶ブランドグループブランドマネジャーは「狙い通り10・20代の若い方の構成比が高く、一定のお客様の存在を確認できた。課題は手に取っていただく回数を増やすことにある」と語る。

リニューアルでは「お~いお茶 緑茶」との差別化を一層図るべくお茶のあまみが引き立つ味わいへと磨きをかけた。
パッケージはSNSネイティブな若者を意識し、まろやかなお茶のあまみ、お茶の輪が広がっていく想いを込め引き続きスーパー楕円としてシンボル化したデザインを採用。
色合いは、若者を連想させる萌黄色(もえぎいろ)をメインカラーに採用し、”まろい”を直感的に訴求している。

季節限定品は、「さくら緑茶」に続き、夏の暑い時期にはさわやかさを感じる季節限定の緑茶飲料を予定している。

昨年手応えのあった若年層獲得の施策として、「お~いお茶 新茶」のドリンク製品とティーバッグ製品も5月1日に限定出荷で発売した。昨年に引き続き、パッケージにアニメーション調のイラストをあしらっている。

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