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水原容疑者の捜査担当者が明かす裏側 大谷翔平の対応は「協力的という言葉では足りないくらい」

THE ANSWER / 2024年5月9日 14時3分

水原一平容疑者(右)とドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

■水原容疑者の司法取引が成立

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の専属通訳を務めていた水原一平容疑者が8日(日本時間9日)、銀行詐欺などの罪を認め、有罪答弁を行う司法取引が成立したと米連邦検察が発表した。今回の一件を捜査したアメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)担当者は、事情聴取した時の大谷の対応について「本当に全て包み隠さず、協力的という言葉では足りないぐらいだった」などと明かしている。

 司法取引の合意書によれば、水原容疑者は大谷の銀行口座から約1650万ドル(約25億6300万円)を違法に送金した銀行詐欺罪のほかに、新たに虚偽の納税申告書で410万ドル(約6億4000万円)の所得を申告していなかった罪を認めている。

 米スポーツ専門局「ESPN」のMLB専門YouTubeチャンネルは「IRSのイッペイ・ミズハラ捜査の裏側」と題して動画を公開。概要欄に「独占インタビューの中で、担当したアメリカ合衆国内国歳入庁の特別捜査官タイラー・R・ハッチャーが、いかに連邦政府がショウヘイ・オオタニの名誉を守るために陳述を展開したのかを説明する」と記した。

 動画内でハッチャー氏は「彼(大谷)は本当に全てを包み隠さず、協力的という言葉では足りないぐらいでした」と大谷の姿勢について説明。「私たちが求めたもの全てにアクセスできるようにしてくれ、私たちが知らないものも自発的に提供してくれました。彼は全てのストーリーが明らかになることを望む被害者のように行動していました」と語った。

 今回の調査において、米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、大谷が本拠地でブレーブス戦が行われた4月2、3日の2度にわたって連邦捜査官の事情聴取に応じていたことを報じていた。(THE ANSWER編集部)

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