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阪神、2軍にもテコ入れ人材不足 貧打続きで2カード連続負け越し、岡田監督「こんなんで勝つのは無理やわ」と嘆き節

zakzak by夕刊フジ / 2024年5月9日 13時56分

岡田監督はあまりの貧打に苦笑い?=8日、甲子園球場(夕刊フジ)

首位阪神が8日の広島戦(甲子園)にも敗れて開幕以来の2カード連続負け越し…。2位巨人に0・5ゲーム差まで迫られた。5月に入り1勝4敗1分けと低調なのも、打線の急激なインケツぶりが原因。ここいらでカンフル剤が欲しいところだが、2軍を見渡しても打率・344、4本塁打の5年目・井上広大外野手(22)を除いて、めぼしい人材がいないという寂しい現状がある。

前日7日の零封負けに続き、この日は大山ら主軸全滅の散発4安打で1点止まり。岡田彰布監督(66)も苛立ちを隠せず、「クリーンアップというか(6番森下を加えた)4人やろ。真ん中の4人がノーヒットならそら、点は入らん。ヒット出るとかよりも、打ち取られ方の内容が悪過ぎるよ。こんなんで勝つのは無理やわ、はっきり言うて」と嘆き節が続いた。

と、なれば打線に何らかのテコ入れがあってもいいのだが、実は第2次岡田政権2年目の今季はまだ野手の1、2軍入れ替えが一度もなし。一時は球団ワーストタイの10試合連続2得点以下という極貧打に見舞われるなど、生きのいい若手を昇格させて刺激を与えたくなるタイミングもあったのだが、2軍はさらに頼りない。14勝21敗5分けの借金「7」でウエスタン・リーグ5位(8日現在)に低迷中…。新規参入のくふうハヤテがいなければ、最下位というありさまなのだ。

OBの一人は「井上が頑張ってはいるけど、何度も1軍レベルの壁に泣かされてきたし、外野は余っている。実際は果たしてどうかという感じだろう。もっと2軍にいい人材がいればいいけど、(1軍の状況に)合致するのがいない」と指摘。岡田監督としても、開幕から信頼して使ってきた野手組の奮起を心待ちにしているが、果たしてどうなるか。

(岩﨑正範)

阪神―広島7回戦(広島4勝2敗1分、18時1分、甲子園、4万2588人)

広島 001000020-3

阪神 001000000-1

(勝) 大瀬良5試合1勝

(S) 栗林16試合1敗9S

〔敗〕 ゲラ17試合2敗5S

(本) 中村健1号①(大竹)

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