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岡田監督の「広島恐怖症」が阪神連覇の壁に…鯉キラー大竹耕太郎でも勝てず甲子園で4連敗

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月9日 11時40分

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二俣(右)が捕手坂本と激突しながら勝ち越しの生還(C)共同通信社

 阪神の岡田彰布監督(66)にとって、痛い一敗になりそうだ。

 8日の広島戦は、昨季6勝無敗の鯉キラー、大竹耕太郎(28)が先発するも、1-3で敗戦。これで甲子園での対広島戦4連敗となり、対戦成績もリーグで唯一負け越しの2勝4敗1分けとなった。

「カープの作戦勝ちです」とは、広島OB。

「新井監督は昨日に続いて阪神戦に相性がいい小園(今季対戦打率.321)を4番に置き、昨季阪神戦で打率.429だった末包を5番に抜擢。2人は計4安打2打点と活躍した。さらに、今季7打数無安打だった中村健を8番に起用。この中村も22年に阪神戦で打率.313をマークしており、大竹から値千金の先制ソロ本塁打を放った。相性を重視した起用が奏功しました」

 その広島は今季、阪神対策に重点を置いているという。各球団に担当スコアラーを配置する中、阪神だけは複数のスコアラーが順番にチェック。複眼的に分析、対策を立てているそうだ。

「岡田監督は開幕前、阿部新監督が就任した巨人を最も警戒していたようですが、広島はあの手この手で阪神対策を練っている。昨年8月には、岡田監督が連敗中の広島に関し、『新井(監督)を激励せなあかん。顔色が悪くなってそうやから』とジョーク交じりで話し、これを面白くないと思った広島関係者は少なくなかった。『戦力的には上』と認めつつも、優勝を目指すため、岡田阪神に一泡吹かせようと意気込んでいるのは確かです」(同)

 一方の阪神は、その広島との相性が良くない。

 この日は大瀬良に7回1失点に封じられるなど、わずか1得点。初回から3イニング連続で先頭打者を出しながら、3番・ノイジーから6番・森下までの4人が14打数無安打と完璧に封じ込まれた。

 試合後の岡田監督は、「(打線の)真ん中が打てなかったら点が入らない」と嘆き節だったが、広島への苦手意識が生じれば連覇の障壁になりかねない。

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