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“辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月9日 9時26分

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野村義男(C)日刊ゲンダイ

 80年代アイドルには今も若々しく、活躍中のタレントが少なくない。森尾由美(57)は同じ「83年組」として、親交のある野村義男(59)が曾我泰久(61)と組むアコースティックユニット「ON&OFF」のステージを会場で応援と報じられた。森尾がSNSにアップした、桑田靖子(56)との4ショット画像がファンに好評だそうで、ことし還暦の野村には「変わらない笑顔に胸キュン」などとコメントが寄せられているという。

 田原俊彦(63)、近藤真彦(59)との「たのきんトリオ」で一世風靡してから、はや40余年。独立の時期は異なるものの、3人とも「辞めジャニ」で、野村も26歳のときに系列子会社に移籍、その後、個人会社を設立し、独立している。辞めジャニは干されるとの不文律があったが、野村は自ら中心となったバンドをいくつも結成したり、浜崎あゆみ、世良公則、宇都宮隆らの活動にギタリストとして参加、ライブやレコーディングで引く手あまたらしい。1995年には自分のレーベル「PEGレーベル」も立ち上げ、また数多くのCMでナレーションもしているとHPにはある。

 本人を知る芸能プロデューサーが語る。

「ヘビメタをやったり、仮面ライダーの主題歌などを演奏し、東映をオフィシャルスポンサーにしたバンド『ライダーチップス』をやったりと、現役バリバリですよ。アーティストのサポート役だけじゃなく、300本を超えるギターコレクションで知られ、専門誌の取材を受けるほどの腕前。プロデュース能力にも秀で、バランス感覚があり、ボーカルは若手を起用して、売り方も考えるという視野の広さがありますね」

 昨年末には、田中美奈子ら10人が集合しての六本木ディスコパーティーがチケット完売の人気ぶり。そうした元アイドルたちとの関係も保ちつつ、若い世代からも慕われる人格者なのだとか。

「おれが、わたしが、と前に出たがる輩たちのなか、一歩下がって合わせたり、盛り上げることができる稀有な存在です。80年代アイドルが活躍していた当時、中高生だったファンは子育ても落ち着いて、ライブやイベントをまた楽しんでいます。かくして、よっちゃんの需要は高いままなんです」(同前)

 成功の秘訣は映画「第三の男」ならぬ、“第三の道”を突き詰めたからか。ことし初めには、沖縄で2年連続となる近藤真彦とのライブでステージに立った。その近藤にも、野村は作詞作曲し、楽曲「君のためにサヨナラ」を提供したりしてきたそうだ。琉球新報のインタビューで、この曲について野村はこうコメントしている。

《完成した時いい仕上がりになったと思い、「自分で歌いたい、提供するのはもったいない」という気持ちで渡したはずですよ。でも、いいものは絶対に人にあげた方がいいですね》

 近藤が「僕が長く仕事ができる秘訣はそれ! 人からいいものを取る!」と言うと、

「『取る』って言い方やめなさい」と笑ってたしなめたと書かれている。

 酸いも甘いも経験し、ステージの正面に立つだけが人生じゃないことを知るよっちゃん。簡単なようで難しい。

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