［高校野球2024・新潟］関根学園は五回一挙5得点で逆転、谷島優輝が流れ呼ぶ2ラン 開志学園はエース・亀山心太が投打で躍動

関根学園－新発田中央　7回投げ、2失点に抑えた関根学園の先発佐伯大和＝柏崎市佐藤池

　［関根学園8-2新発田中央］関根学園の6番谷島優輝が右越え2ランを放ち、チームを勝利に導いた。

　五回、2死二塁。狙っていたインコースのカーブをフルスイング。打った瞬間「行ったな」と柵越えを確信し、ガッツポーズを見せた。この回、チームは1点差を追って迎えたが、谷島の本塁打を含む4連打で一挙5得点。逆転勝利につなげた。

　今大会は思うような打撃ができず、苦しんでいただけに「自信になった。（走者を）返すという役割を果たせた」と喜んだ。

◆開志学園・亀山心太「自分の力出し切れた」公式戦初完封

　［開志学園2-0中越］開志学園の主戦亀山心太が投打で躍動した。打では先制の適時二塁打と七回の犠飛で得点に貢献し、投げては中越を5安打に抑え、公式戦初完封。「自分の力を出し切れた」と振り返った。

　「調子が良かった」直球とスライダーをテンポ良く投げ、五回途中から5者連続奪三振。九回の最終打者を中飛で打ち取ると、両手を上げて喜んだ。

　試合後は、今まで出会った指導者やチームメートらへの感謝の気持ちを話し、「勝つことが恩返しになる」と気を引き締めた。

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