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神戸の街を愛した小松益喜 生誕120周年の作品展

産経ニュース / 2024年5月8日 21時29分

小松益喜の絵をスケッチする来館者=神戸市東灘区の「神戸ゆかりの美術館」(西浦健登撮影)

神戸を舞台にした作品を数多く残した画家、小松益喜(ますき)(明治37年~平成14年)の生誕120年を記念し、神戸市東灘区の「神戸ゆかりの美術館」で、作品展が開催されている。6月16日まで。

高知市出身の小松は中学生で訪れた修学旅行で、神戸の街が強く印象に残り、東京美術学校(現・東京芸大)を卒業後、神戸に移住。北野の異人館を中心に写実的に神戸の街を描いた。

館内には、北野の家を描いた代表作「古風な門・古風な家」や、神戸の街並みを描写した「リプトンとウィルキンソン」のほか、訪欧した際に描いた作品など約130点が展示されている。また、小松の作品をスケッチするワークショップも開かれている。

小松が生前開いていた絵の教室に生徒として参加したことがある神戸市の上中孝三さん(88)は、小松について「とても気さくな人だった」と振り返り、「当時私が見た50年前の神戸の街並みをそのまま写したような絵だ」と懐かしそうに話した。

午前10時~午後5時。月曜休館。入館料は、一般200円、大学生と65歳以上100円、高校生以下は無料。問い合わせは(078・858・1520)へ。

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