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成田空港はコロナ対策一部続く 次の感染症危機に関係機関、連携強化へ 「5類」移行1年

産経ニュース / 2024年5月8日 21時2分

新型コロナウイルスが「5類」に移行し、8日で1年となった。日本の空の玄関口、成田空港(千葉県)では入国者への厳しい水際措置は終わったが、コロナ禍で講じられた対策の一部がいまも続く。関係機関とも連携しながら次の感染症危機に備える。

コロナ禍では全ての入国者にワクチンの接種証明書や、出国前に受けた検査の陰性証明書の提出が求められていたが、昨年の4月29日午前0時から全国の空港で撤廃された。

ただ、コロナ禍で始まった対策の一部は続く。成田国際空港会社(NAA)によると、保安検査場で導入された、荷物を載せるトレーを自動的に消毒する装置は5類移行後も活用されている。

ターミナル内の空調も、素早く空気が循環するような設定が続く。消毒液や飛沫防止用のアクリル板も一定程度は残された。

昨年11月には「新型のインフルエンザが発生した」と想定した訓練が行われた。厚生労働省や航空会社とも連携し、防護服などの在庫や、空港施設のさまざまな運用を変更した際の対応を念入りに確認した。

NAAの担当者は「現場のスタッフらの混乱を避けるためには情報共有が大切だ。コロナ禍での経験を生かし、日ごろから連携を深めたい」と語った。(松崎翼)

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