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【JABA東北】ミキハウス新1番田浦が3安打「積極性出せた」兄はソフトバンク左腕、俊足内野手が存在感

スポニチアネックス / 2024年5月9日 19時59分

<ミキハウス・七十七銀行>3安打と躍動したミキハウス・田浦(左)

 ◇社会人野球JABA東北大会予選Dブロック ミキハウス6―8七十七銀行(2024年5月9日 仙台市民)

 ミキハウスは、七十七銀行に6―8で敗れて初戦を落としたものの、新人の田浦由亮(ゆうすけ)が3安打2打点と光った。

 「1番・二塁」で先発。初回先頭で中前打を放ち、1―0の2回2死一、三塁では右中間への2点三塁打を決めた。さらに4回先頭では右前打。残り2打席で連続四球を選び、全5打席出塁で1番打者の役割を全うした。

 「自分の持ち味としている積極性を出してバットを振れていけました。状態がいいとは感じていますし、新人として積極的にいけている部分もあるのかなと思います」

 九産大出身の新人内野手。50メートル走5秒7の走力が最大の持ち味で、大学4年春のリーグ戦では12戦8盗塁で盗塁王に輝くなど主に1番打者としてリーグ優勝に貢献した。

 同社では新人ながら1番に定着し、4月下旬の京都大会では13打数8安打と躍動。「どのような形でも塁に出られればいいと考えて打席に入っています。社会人の投手のレベルに追いつけているかは分からないですけど、レベルが高いからといって消極的にならないように意識しています」と持ち前の積極性を存分に発揮している。

 兄はソフトバンクの左腕・文丸。弟は、社会人野球の強豪チームで上々のスタートを切った。「自分の持ち味は足の速さなので、走力を生かしたプレーをできるようにしたい。1番を打たせてもらっているので、チームを勢いづけられるような選手になりたいです」と今後を見据えた。

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