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ミラノ金争いはマリニン&鍵山優真が軸 国内も激戦必至 宇野引退後の男子勢力図は…

スポニチアネックス / 2024年5月9日 21時26分

マリニン(左)と鍵山

 フィギュアスケート男子で22、23年世界選手権2連覇の宇野昌磨(26=トヨタ自動車)が9日、現役を引退することを発表した。自身のSNSで伝えた。

 26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズンとなる来季は、アクセルなど全6種類の4回転を操る世界選手権王者のイリア・マリニン(米国)を軸に進んでいく。北京五輪&22、24年世界選手権で銀メダルを飾った鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)も頂点を狙う存在で、今季の世界選手権銅のアダム・シアオイムファ(フランス)、23年世界選手権銀の車俊煥(韓国)も実力は十分だ。

 宇野が現役引退したとはいえ、世界一層の厚い日本国内の争いも、激戦必至となりそうだ。鍵山や今季の世界選手権代表の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)をはじめ、22年GPファイナル準優勝の山本草太(中京大)、世界選手権3度入賞の友野一希(上野芝ク)、四大陸選手権で表彰台2度の佐藤駿(エームサービス・明大)ら多士済々。新王者を決める来季の全日本選手権、五輪枠取りの懸かるクライマックスの世界選手権(米ボストン)へ、新たな戦いが始まる。

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