米、中国渡航巡る注意勧告の緩和検討 国民の交流促進へ
ロイター / 2024年4月10日 11時9分
Michael Martina David Brunnstrom
[ワシントン 9日 ロイター] - キャンベル米国務副長官は9日、自国民の中国渡航に関する注意勧告について緩和を検討していると明らかにした。こうした勧告が両国国民の間の交流を妨げる可能性を指摘した。
米中関係全国委員会主催のイベントで、米中間の意思疎通は数カ月にわたって緊張が高まっていたが、今ではほぼ正常化したと語った。
国務省は、中国に渡航する米国民に対して定期的に勧告を出しており、「現地の法律の恣意的な執行」や出国禁止、不当な拘束などのリスクがあるとして、訪問の再考や注意を呼びかけている。
一方でキャンベル氏は、ウクライナに侵攻したロシアに対する中国の支援は米中関係の安定化を危うくするとも警告した。
ロシアがウクライナで領土を獲得すれば、米国とって受け入れがたい形で欧州のパワーバランスが変化することになると指摘。「そうなれば、ロシア単独の行動としてではなく、中国や北朝鮮が支援する一連の複合的な行動と見なすことになる」などと述べた。
この記事に関連するニュース
-
最大の脅威は「ウクライナ戦争ではなく中国」 トランプ陣営のシンクタンクが提言書出版へ
産経ニュース / 2024年5月4日 17時39分
-
米中外相会談、ロシア支援に米懸念表明 マイナス要因に王氏言及
ロイター / 2024年4月26日 23時50分
-
中露へのくさび狙う米国 中国はプーチン氏訪中控え「距離」演出
産経ニュース / 2024年4月26日 20時25分
-
米国務長官、中国主席と会談 習近平氏「対話を強化」
共同通信 / 2024年4月26日 19時19分
-
米国が中国への渡航緩和を検討、中国外交部「速やかな撤廃を望む」
Record China / 2024年4月11日 12時20分
ランキング
-
1ロシア、ウクライナのエネルギー施設に大規模攻撃 被害深刻
ロイター / 2024年5月8日 18時32分
-
2NATOの中国大使館爆撃から25年、習主席「悲劇を繰り返してはならない」
AFPBB News / 2024年5月8日 15時14分
-
3英、ロシア武官を国外退去へ スパイ行為理由に
共同通信 / 2024年5月8日 23時29分
-
4中国がカナダの選挙に執拗に介入、情報機関が警告
ロイター / 2024年5月8日 12時59分
-
5ラファ検問所閉鎖で飢餓が深刻化か、支援物資の供給滞る恐れ…戦闘休止の交渉を優位に運ぶ狙いか
読売新聞 / 2024年5月8日 23時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください