レディットＩＰＯは4─5倍の応募超過、仮条件レンジに届く公算

Echo Wang

[ニューヨーク １７日 ロイター] - 米オンライン掲示板レディットの新規株式公開（ＩＰＯ）は、売り出し期間中の現時点で応募倍率が４倍から５倍に達している。事情に詳しい複数の関係者が１７日明らかにした。

こうした応募超過状況がＩＰＯの活況を確実に保証するわけではない。ただ関係者の話では、２０日の公開価格は少なくとも仮条件レンジの３１─３４ドルに届き、同社が目指していた評価額の６５億ドルを達成できる公算が大きいという。

公開価格が仮条件レンジの上限に決まれば、７億４８００万ドルを調達することになる。

同社が２０２１年に実施した資金調達ラウンドでの評価額は１００億ドルだが、今回のＩＰＯでは目標とする評価額を引き下げた。