ベーカー・ヒューズ、第1四半期利益が予想上回る 海外需要拡大

米油田サービス大手ベーカー・ヒューズが２３日発表した第１・四半期決算は、海外の掘削需要の拡大を背景に、利益がアナリスト予想を上回った。写真はバンクーバーで２０２３年７月撮影（２０２４年　ロイター／Chris Helgren）

[２３日 ロイター] - 米油田サービス大手ベーカー・ヒューズが２３日発表した第１・四半期決算は、海外の掘削需要の拡大を背景に、利益がアナリスト予想を上回った。配当も増額した。

北海ブレント原油先物は第１・四半期に平均で１０％近く上昇。石油会社の掘削を促し、ベーカー・ヒューズや競合会社が提供する油田サービスや機器の需要が高まった。

国際部門の総売上高は２７億９０００万ドルで、前年同期の２５億９０００万ドルから増加した。

全体の調整後１株当たり利益は０．４３ドルで、ＬＳＥＧが集計したアナリストの平均予想０．４０ドルを上回った。売上高は１２．３％増の６４億２０００万ドルで、予想の６３億７０００万ドルを上回った。

配当は１株当たり０．２１ドル。前年同期は０．１９ドルだった。