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原油先物は続落、米在庫増やOPECプラスの生産方針維持観測で

ロイター / 2024年3月27日 11時36分

 3月26日、アジア時間の原油先物は続落。米原油在庫の大幅増加や、主要産油国が来週の会合で生産方針を変更する可能性は低いとの見方が重しとなっている。写真はOPEC本部。オーストリアのウイーンで昨年11月撮影(2024 ロイター/Leonhard Foeger)

[シンガポール 27日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続落。米原油在庫の大幅増加や、主要産油国が来週の会合で生産方針を変更する可能性は低いとの見方が重しとなっている。

0150GMT(日本時間午前10時50分)時点で、北海ブレント先物5月限は0.69ドル(0.8%)安の1バレル=85.56ドル。5月限は28日に期日を迎える。より取引が多い6月限は0.60ドル(0.7%)安の85.03ドル。

米WTI先物5月限は0.55ドル(0.7%)安の81.07ドル。

市場筋によると、米石油協会(API)が26日発表した22日までの週の在庫統計で、米原油在庫は930万バレル増加した。

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」が6月の閣僚級会合前に生産政策を変更する可能性は低そうだ。関係筋3人がロイターに明らかにした。4月3日に開催する合同閣僚監視委員会(JMMC)会合では、市場と加盟国の減産実施状況を確認。政策提言は行わない見込み。

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