OPECプラス閣僚級会合が生産目標維持、減産順守率の高さ強調
ロイター / 2024年4月4日 7時5分
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国でつくる「OPECプラス」は、4月3日の合同閣僚監視委員会(JMMC)で、生産目標の維持を決めた。写真はOPECのロゴ。昨年11月、ウィーンで撮影(2024年 ロイター/Leonhard Foeger)
Alex Lawler Ahmad Ghaddar Olesya Astakhova Maha El Dahan
[ロンドン/モスクワ/ドバイ 3日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国でつくる「OPECプラス」は、3日の合同閣僚監視委員会(JMMC)で、生産目標の維持を決めた。
これを受けて北海ブレント先物は一時5カ月ぶりの高値となる1バレル=90ドル弱まで上昇した。
OPECプラスは先月の会合で、市場を支えるために日量220万バレルの自主減産を6月末まで延長することに合意している。
今回の声明では、メンバー各国の約束した減産に対する順守率の高さを強調。ただ一部の国は、順守率の改善に取り組み、その進展を報告すると表明したという。
声明によると、イラクとカザフスタンは減産の完全な順守や過剰生産分を帳消しにする措置を講じると約束し、ロシアは第2・四半期に輸出規模ではなく生産規模自体を減らすと明らかにした。
過剰生産対応に関しては、4月末までにOPEC事務局長に詳しい計画が提出されることになった。
次回のJMMCは6月1日の開催が予定されている。
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