街中で「アルファード」をよく見かけるナゾ。高年収が多いの？年収が高くなくても購入できる？

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月27日 3時50分

トヨタのアルファードを新車で購入するとなると、最低でも500万円以上はかかります。年収がそれほど高くない場合、アルファードを購入できるかどうか気になる方もいらっしゃるでしょう。今回は、アルファードの車両本体価格や月々の支払いをおさえながらアルファードを購入できる方法について解説します。

アルファードのメーカー小売価格

トヨタが販売しているアルファードのグレード別メーカー小売価格を、表1にまとめました。

表1

グレード		メーカー小売価格
セルの統合	ハイブリッド車 2WD	850万円（税込み）
セルの統合	ハイブリッド車 E-Four	872万円（税込み）
Z	ハイブリッド車 2WD	620万円（税込み）
	ハイブリッド車 E-Four	642万円（税込み）
	ガソリン車 2WD	540万円（税込み）
	ガソリン車 4WD	559万8000円（税込み）

※トヨタ自動車株式会社「アルファードグレード一覧」を基に筆者作成

グレードにより異なりますが、540万円〜872万円の間でアルファードを購入できます。

アルファードを購入する方法

アルファードを購入する場合は、以下の4つの購入方法が考えられます。

●一括払い
●通常の分割払い
●残価設定型クレジット
●残額据え置き払い

月々の支払額をなるべくおさえたい方は、通常の分割払いまたは残価設定型クレジットでの支払いがよいでしょう。
残価設定型クレジットは、最終回の支払い分を引いた額を分割して支払うため、通常の分割払いと比べると、毎月の支払い負担を軽減できます。

一方で、毎月の支払いが面倒の方やある程度の現金を手元に残しておきたい方は、残額据え置き払いにすると、支払い管理が楽になるメリットがあります。

ただし、残額据え置き払いの場合は、初回支払時にまとまった大きなお金が必要となる点に注意が必要です。

残価設定型クレジットであればアルファードを購入できる可能性がある

残価設定型クレジットであれば、月々のローンをおさえて、無理なくアルファードを購入できる可能性があります。

例えば、頭金が100万円で支払期間を5年に設定して、540万円のアルファードZ（ガソリン車2WD）を残価設定クレジットで購入すると、月々の支払額は4万円程度になります。

頭金をさらに出せる場合は、さらに月々の負担をおさえられるため、年収がそれほど高くない方でも無理なくアルファードを購入できる可能性があるでしょう。

ただし、車の車両本体価格以外に、購入後は税金や保険、ガソリン代などの維持費もかかるため、ローンの支払金額と維持費を考えたうえで、購入を検討することが重要です。

新車での購入が難しい場合は中古車も検討する

新車でアルファードの購入が難しい場合や、それほど新車にこだわりがない方であれば、中古車の購入も検討するとよいでしょう。

トヨタ認定の中古車サイトでは、グレードや年式が気にならなければ、100万円程度で購入できるアルファードも販売されています。

新車だと手の届かないグレードでも、中古車であれば、購入価格をおさえて希望のアルファードに乗れる可能性もあります。

支払い方法や購入方法を工夫すれば無理なくアルファードを購入できる可能性がある

年収がそれほど高くない方であっても、残価設定型クレジット支払いを選択すれば、生活費を圧迫することなく、アルファードを購入できる可能性があります。

ただし、購入する前に、車の車両本体価格以外にもかかる税金やガソリン代などの維持費も一緒に考えることが重要です。

もし、新車での購入が難しい場合は、より価格をおさえられる中古車を検討してみてください。