1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[MOM4693]金光大阪DF堀田朔太郎(3年)_DFリーダーの自覚、責任感を持って思い切りプレー。無失点に貢献

ゲキサカ / 2024年5月9日 17時52分

金光大阪高はDF堀田朔太郎(3年=柏田SC出身)を中心に無失点

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.5 プリンスリーグ 関西2部第5節 近大附高 0-0 金光大阪高 近大附高G]

 前節(対東山高)、セットプレーの失点が重なって6失点。だが、この日、金光大阪高(大阪)はDF堀田朔太郎(3年=柏田SC出身)が「(セットプレーまで)行かせないように、なるべくミドルゾーンでボールを奪い切ってっていう守備が 今日はできていたと思う」と振り返ったように、セットプレーをほとんど相手に与えず、無失点で試合を終えた。

 近大附高(大阪)の注目FW高畑宗希(3年)封じを徹底。「10番にプレータイムを与えたらやはり何するか分からないんで、なるべく 彼が持ったら囲んで2枚、3枚人数かけて、そこから奪って、あんまり10番の子に何もさせへんようにっていうことをチーム共通で意識していました」(堀田)。後半はカウンターから前進させるシーンもあったが、しっかりと蓋をしてゴールには近づけなかった。

 堀田は3バックの中央で味方の背後のスペースをカバー。自分がディフェンスリーダーという気持ちで臨むことによって思い切ったプレーができるのだという。「僕がディフェンスリーダーとしての自覚と責任を持って試合に臨んでいます。(3バックの中央で、)3枚の両サイドのカバーと前へのチャレンジ、全体の1番後ろなので指示とかを意識してします」。タイミングの良いヘッド、縦パスのインターセプトも武器の堀田は競り合いでの強さも発揮。DF井上秀(3年)らとサポートしあいながら、決定機を作らせずに90分間を守り切った。

「1本、オフサイドやったやつはあったんですけど、遠くからのシュートは別にそんな怖くないんで。チームの方針としても、ペナ付近のシュートは一番打たしてはいけない。粘り強く守備、っていうのが今日はできたかなと思います」

 岩松哲也監督も評価する守りで勝ち点1を獲得。その堀田は、「僕、そんなに身長もデカくないんで、コーチングとか、タイミングとかしっかり取って、デカい相手でも劣らず、やり合えるようなセンターバックになりたいと思っています」。対人守備で身体を入れきって守ることなどをレベルアップさせ、より攻略困難なDFになることを目指している。

 今年の目標は、「やはり全国出場を目標にしてこの高校入ってきたんで、これからのインターハイと冬の選手権で達成できたらいいなと思います」。憧れの選手はDFフィルジル・ファン・ダイク(リバプール)。金光大阪のディフェンスリーダーが昨夏のインターハイに続く、全国大会出場へ導く。

(取材・文 吉田太郎)

●高円宮杯プリンスリーグ2024特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください