「突然、男がドアを…」被害多発の“信号待ち強盗”、被害女性が語る恐怖体験
週刊女性PRIME / 2024年3月28日 8時0分
「突然、若い男が助手席のドアを開けて乗り込んできて本当に怖かった」
20代の女性A子さんが恐怖体験を明かす。
今、国内で『信号待ち強盗』が増えているという。防犯に詳しいジャーナリストが明かす。
「中南米に旅行をしたことがある人は注意を受けた経験があると思います。その名のとおり、信号待ちをしていると強盗が乗り込んできて金品を奪うというもの。だからドアロックは必須といわれていますが、日本は治安がいいのでドアロックをかけない人も多いんですね。それを逆手にとってか、信号待ちをしていたらドアをガチャガチャされた、という被害報告がここ数年で増えているんです」
急に助手席のドアが開き
外務省は中南米の国々で発生した信号待ち車両に対する強盗事件の事例を、たびたびホームページで呼びかけているが、日本でそんなことが起こるとは。冒頭のA子さんが神奈川県川崎市で被害に遭ったのは、3月中旬のこと。
「時間は夜の8時ごろで正直、警戒心は持っていませんでした。ドラッグストアに寄ろうとして、その手前の信号で止まったら急に助手席のドアが開いたんです。何が起きたかわからずあっけにとられていると、助手席の私のカバンを取ろうとして、後部座席にいた彼氏が男の頭を叩いたら驚いた様子でカバンを置いて何も取らずに去っていきました。ドラッグストアの広い駐車場には仲間みたいな男たちがいて、その車に乗って消えました。時間にしたらわずか1、2分の出来事だと思います」
と記憶を呼び起こす。
駐車場で女性を狙うケースも
「もし彼氏がいなかったら─。そう思うと怖くて。それ以来、夜に車を運転するとパニック発作が起きるようになり、1人で運転できなくなりました」(A子さん)
A子さんはその足で警察に被害届を出しに行ったというが、犯人を捕まえるのは難しいと言われたという。
「女性の皆さんには助手席に人がいるように見せるのと、ドアロックを必ずかけてほしい。ドライブレコーダーをつけていなかったのが悔やまれますし、逃げる姿だけでも写真に収めればよかった」(A子さん)
後悔の念とともに、同じ被害に遭わないよう警鐘を鳴らした。
少年らによる強盗事件を複数、担当したことのある元警視庁の村田礼子さんは、
「A子さんが大事に至らず何よりです。このままドラッグストアに行っていたらレイプされたおそれもあります。信号待ち強盗よりも多いのが、コンビニやドラッグストアなどの駐車場で1人の女性を狙って車に乗り込みそのまま性的暴行、強盗するというケース。A子さんの言うようにドアロックは絶対にかけてください。赤信号であろうともケータイの操作は危険なので無理に写真を撮ろうとするのはやめてくださいね」
と、呼びかける。また、女性だけでなく男性の被害者もいるという信号待ち強盗。もはや対岸の火事ではない。
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