PB競争活発、物価高に対抗 イオンは23年度1兆円へ
共同通信 / 2024年2月28日 18時45分
小売業界で各社が独自に企画するプライベートブランド(PB)の競争が活発になっている。メーカーから納入する商品より価格面で融通が利きやすく、物価高に対抗して消費者の支持を得ている面がある。本格ピザや男性向け美容品など品ぞろえも多様。イオンは28日、PB「トップバリュ」の2023年度の売上高が前年度比10%増の1兆円と過去最高を更新する見通しだと発表した。
イオントップバリュの土谷美津子社長は28日、千葉市内で記者会見し「メーカーにできない価値と価格で今後も拡大させる」と述べた。24年度は1兆1千億円を目指す。
調査会社インテージによると、スーパーやコンビニで購入された食品のうちPBが占める割合は上昇傾向にあり23年は16.6%。牛乳やハムが多かった。広告宣伝費を抑え、自社配送網を使うことで低価格で販売できる。
セブン&アイ・ホールディングスのPB「セブンプレミアム」は有名シェフが監修した冷凍ピザなどがあり、味と質にこだわる。セブン―イレブンの食品売上高のPB比率は22年度、24%だった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「らしくない」高級商品がズラリ! イオン「トップバリュ」の若者狙い撃ち戦略 派手なデザイン、尖ったコンセプト
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月29日 6時30分
-
MZ世代の取り込みを強化 50周年を迎えるイオン「トップバリュ」がめざす方向性
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年4月23日 20時58分
-
イオン「トップバリュ」売上高1兆円の大台突破 節約志向が高まる中で値下げと増量企画が成長を後押し
食品新聞 / 2024年4月14日 17時49分
-
イオン、売上高が過去最高 総合スーパーの業績改善
共同通信 / 2024年4月10日 16時57分
-
業態超え大型再編続々の小売業界を読み解く!流通相関図2024!
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年4月8日 19時55分
ランキング
-
1IHIで絶えない「品質不正」、職場風土の大問題 エンジン「燃費データ」を40年にわたり改ざんか
東洋経済オンライン / 2024年4月29日 8時0分
-
2円乱高下、一時160円台 5円急騰、為替介入か
共同通信 / 2024年4月29日 19時28分
-
35月以降の日経平均を決める最大のヤマ場が来た 強気継続でもGW中の相場急変には注意が必要だ
東洋経済オンライン / 2024年4月29日 10時30分
-
4「プリンを食べるか我慢するか」で人生変わる理由 後悔しない時間の使い方を身につける方法
東洋経済オンライン / 2024年4月28日 18時0分
-
5一時1ドル=160円台突破も一転154円台に…為替介入か 神田財務官「ノーコメント」
日テレNEWS NNN / 2024年4月29日 17時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください