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消費税課税対象なのに誤って「非課税」表示のレシート発行 滋賀県立美術館

京都新聞 / 2024年2月7日 19時29分

【資料写真】滋賀県庁

 滋賀県は7日、県立美術館(大津市)で展覧会の関連商品を購入した来館者に対し、消費税の課税対象なのに、誤って「非課税」と記したレシートを発行していたと発表した。

 滋賀県によると、同館が休館から再開した2021年6月26日から23年11月22日にかけ、同館が制作し、委託販売している図録や絵はがきなど約1万2千点を購入した客に誤った表示のレシートを渡していた。価格に間違いはないという。「消費税の申告義務がない事業だったので、購入者も非課税と勘違いした」(文化スポーツ部)としている。

 事業者が販売用として購入していた場合、非課税のレシートでは税額控除が受けられず、不利益になっていた恐れがあるという。県は来年3月まで、レシートの交換を受け付ける。

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