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能登半島地震から半年、大阪と能登の料理人が復興支援へコラボイベント 6月15日ハグミュージアム

産経ニュース / 2024年5月9日 17時20分

能登半島地震発生から約半年となる6月15日、大阪市西区のハグミュージアムで、料理を食べて被災地を応援する能登復興支援イベント「あえの風の会」が開かれる。関西の料理人らが企画。能登地域で豊漁、豊作、幸福をもたらすとされる日本海に吹くやさしい風「あえの風」に思いを重ね、復興を願う気持ちと寄付を現地へ届ける。

被災地の厳しい状況を共有し、支援金を集めることなどを目的に開催する。

石川県から「一本杉川嶋」(七尾市)などを招き、関西の「旬菜山崎」(大阪府吹田市)▽「龍華軒」(大阪市)など8店が参加。約10人の関西・能登の料理人らが協力して調理や運営を担当する。

会場では各人が一品ずつ用意した料理を盛り付けたコラボ弁当(全7品)を味わえるほか、能登のメンバーが被災地で取り組んできた炊き出しを再現した汁物も提供。また調理実演やトークセッションを通して能登の食材の紹介や、被災地の現状を報告する。

有形文化財の店舗建物が被災し、営業再開の見通しが立っていない一本杉川嶋の川嶋亨さん(39)は「水はやっと通ったが、半年経っても思っていたほど町の復旧が進んでいない」と強調。同店周辺には手が回らずに壊れたままの建物もたくさんあり、普段の暮らしには戻っていないという。「現地での支援もありがたいが、被災地に心を寄せてもらえることも救いになる」と訴える。

イベントを企画した「雲鶴」(大阪市)の島村雅晴さん(47)は「飲食店や旅館などの売り先がないと農家や漁師らの暮らしにも影響が出てくる。料理人同士が手を取り合い、再生のカギとなる食から元気にしていきたい。そのきっかけになれば」と話す。

先着200人。参加費は1人1万円で、うち6600円は能登の料理人への支援に充てられる。申し込みは2次元コードから。問い合わせは島村さん(shimamura.relationfish@gmail.com)。

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