井上尚弥に「漫画みたい」の形容は間違い はじめの一歩作者が訂正、理由に共感の声「分かります」
THE ANSWER / 2024年5月8日 19時3分
■井上尚弥がネリを6回TKO
6日に東京ドームで行われたボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦で、王者・井上尚弥(大橋)はWBC1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ちした。初回にキャリア初のダウンを喫しながらも、冷静に立て直して逆転。日本ボクシング界にとって“因縁の男”を下した。大人気ボクシング漫画家は生観戦したことを報告。自らが形容した「間違い」を訂正し、ファンから「まさに!」「ワクワクします」と共感の声が上がった。
井上がネリを撃破し、興奮のるつぼと化した東京ドーム。大人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の作者、森川ジョージ氏も会場を訪れていた。自身のX(旧ツイッター)に長文の観戦記をつづり、井上の心境を推察しながら試合展開を描写。「終わってみれば元々差があると思っていた通りの内容」「尚弥選手はこれがボクシングだと言いたかったはず」などと記し、最後は「大満足。ありがとうございました!」と締めた。
別の投稿では「スピード、破壊力、スタミナ、タフネス、反射速度、ボクシングIQ、気の強さ、カッコ良さ、全て揃っている。好戦的なのに6Rで数発しか貰わない。その中の一発で仕留めるしかない。この漫画みたいな選手をどうしろというのだ」と熱弁。しかし、さらに別の投稿でこうも記した。
「『漫画みたい』は間違い。『漫画以上』。リアルボクシング漫画としてネームを描いてもファンタジーすぎてボツになりますね」
自らの表現を訂正した形だが、ファンからは「言語化がうまい」「まさに漫画以上! やはり世界に誇れる日本人が居るのは、同じ日本人として嬉しくなってしまいます」「井上尚弥、大谷翔平、藤井聡太 今までの創作の主人公達を余裕でぶっちぎるような天才がリアルにこんなにも現れたことにワクワクが止まりません」「分かります」「本当にそう感じます」といったコメントが寄せられている。(THE ANSWER編集部)
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