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「新環境でのビクビク」怯える人が使える簡単テク 自己肯定感をアップするための毎日の習慣

東洋経済オンライン / 2024年3月24日 15時0分

ときどき、「人間を殴っても蹴っても価値は変わらないから、何をしてもいいってことだ」と、こちらの意図とは違う受け止め方をする子がいるのも事実ですが、そう受け止めること自体が「認知のゆがみ」であり、その子からのSOSであると考えています。

人のモノサシで自分の価値を判断する無意味さに気づく

人は、悪口を言われたら価値が下がるのでしょうか? そうではありません。悪口というのは、誰かが勝手に自身の主観で言うことです。

猫を見て「かわいい」と言う人もいれば、「汚い」と言う人もいるように、人は自分のモノサシで勝手にいろいろなものを測り、好き勝手に言っているだけなのです。

悪口を言われてこころが折れてしまう人は、その多くが自分で自分を「価値がない」と思い込んでいるので、常にその思い込みが正しいかどうかの答えを探しています。

だから悪口を言われると「やっぱりそうだ! 自分で価値がないと思っていたけど、他人から見ても価値がないんだ」と、正解を見つけたような気持ちになり、その悪口にどんどん捉われてしまうのです。

自分で自分の価値を下げているならば、自分で自分の価値を上げることもできるはず。

「そんな……。私には価値なんてありません」 と、みなさんおっしゃいますが、次のことを毎日するだけで、必ず自己肯定感を上げることができます。

毎日鏡に向かって笑顔を作る

毎日、顔を洗ったり化粧をしたりして使う鏡ですが、自分の素の表情を見ているだけではもったいない。鏡を有効活用して、毎日笑顔を作ってみましょう。

脳は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいと認識するようにできています。

脳に「楽しい」と認識させるためのスイッチは、目の少し下の、頬骨のあたりにあるので、この部分が動くぐらい表情筋を使って笑顔になることがポイントです。

自己肯定感が低いうちは、自分の笑顔さえも気持ちが悪いと思ってしまいますが、どうせ誰も見ていないのですから大丈夫。毎日、笑顔の練習をしましょう。

慣れてきたら、笑顔を自撮りするのをおすすめします。

鏡で見るだけよりもハードルは高いのですが、自撮りのほうが効果は大きいです。

このときに注意したいのが、あくまでも撮るのは笑顔であってキメ顔ではないということです。

おそらく、ほとんどの方がキメ顔で写真を撮ることに抵抗感は少ないでしょう。

集合写真や証明写真などで、キメ顔には慣れているからです。

ですが、キメ顔を撮っていては意味がありません。笑顔であることが重要なのです。

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