「完璧にしたいなら自分でやれよ」産後助けを求める妻に夫は逆ギレ…読者は「最初が肝心」
Woman.excite / 2024年1月21日 16時0分
■産後は想像の100倍大変!でも夫は…
それでも奈々は、気合で何とかなると思い、誰にも弱みを見せずに完璧に梨々花のお世話をしようとしていました。一方、夫はいつまでもお手伝い感覚が抜けていないようで…
奈々は、自分でも気づかないうちに夫への不満を我慢していました。そしてついに、いままでの貴司への積もりに積もったイライラや、自分の理想通りの生活ができないストレスから、大爆発してしまいました。
口論になり、家を出てしまった夫…
勢いに任せて口論をしてしまった奈々と貴司。貴司は家を出ていってしまったのですが、その行動にさえ奈々はイライラするのでした。このママやパパに対して、読者たちはどう思ったのでしょうか。
こちらは投稿されたエピソードを元に2021年10月18日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。
■痛いほどわかる!本気で離婚を考えた人も
まずは、産後の慣れない育児で自分も大変なのに家事や育児をしない夫に対して、絶望的な気持ちになっている読者からのコメントを紹介します。夫たちは妻が暇にしているとでも思っているのでしょうか?
・現在1歳5か月を育ててますが、全く同じ状態に陥っています。ここまでの奥様の気持ちが痛いほどよくわかる。やっぱり「自分はできるのになんで夫は出来ないの?」とか、「教えたことを完璧に出来ない」とか、「百歩譲って、子どもの面倒は見ないにせよ他のことでイラついて衝突する」、「家事を分担してるが出来が悪い」ってのが何度も続き、夫が育児も家事もやらなくなってしまって本気で離婚を考えた。
・昨年出産して、同じ状態でした。共感できるところばかりですが、今となっては、もう少し手抜きしたり周りを頼れば良かったなと思います。生後2か月ごろ、朝早く起きてご飯を作り化粧など身支度を整えていると子どもが泣き始めました。旦那もあと10分ほどで起きる時間だったので少しあやしてもらおうと起こしに行ったら、「俺は仕事なんだからもう少し寝かせろ!」と言われ、涙が止まらなかったです。私だって日中に家事、昼夜問わず育児してるのに、すべてを否定された気分でした。
次にご紹介するのは、産後クライシスで夫婦関係に亀裂が生じた妻たちからのコメントです。もう期待していないと諦めモード。それが今後何十年と続くのでしょうか?
・夫は10歳年上。無自覚にプライドが高く、年下の私から注意されるのがとにかく嫌みたい。赤ちゃんの抱き方すらも分からないのに、「こうやるんだよ」って教えられるのもイヤだし、「それは危ないからやめて、それはまだ出来ないよ」と注意されると、「大丈夫!わかってるって!」ってキレ気味で返してくる。そこからしばらく無視。チャイルドシートは面倒くさがって付けないし、私がやろうとすると乗せる前にすぐ発進。話し合いすらできずもうなにも期待していない。
・私も産後努めて感情的にならないよう最低限の家事をしてほしいと頼みましたが「そんなに辛いなら使った食器も汚いままでいいよ、俺は気にならないから」とか「実家の母に来てもえば」とか「家事代行頼もう」としか言わず、話になりませんでした。(産後ボロボロの状態で他人や業者は気を使うので入れたくありませんでした) 結局、夫と解決策を見つける前に息子の生活リズムが整ってしまい、育休中の今は、家事は全部やってます。復職したらまた喧嘩になるだろうなと思います。
最後にご紹介するのは、産後クライシスを上手に乗り越えた夫婦のエピソードになります。どちらも共通するのは、生まれてすぐから二人で一緒にステップアップをしていったという点。やはり最初が肝心なんですね。
・そうですよね。 共働きで家事を協力しあうときも、新婚で多少の失敗も許せるラブラブのときが肝心!休みの日に一緒にやればお皿の洗い残しや洗剤の適量、水の節約なんかも話して共有すれば、どちらかが万が一急病に見舞われたときもカバーできる。洗濯ものの干し方や片付け方、しまう場所も最初に情報を共有しておけば、後々不満が溜まることはない。育児だって同じです。新米なのはパパもママも一緒だけど、産院で教えてもらうのはママだけのことが多くないですか? 私は退院して実家にいるときに、休みの度に来てくれる夫に産院で教わったことを伝えながら最初から一緒にやりました。そのうち新米パパも覚えてくれます。
・家事も育児も夫婦が互いに1年生ならば、一緒にやりながら覚えていけばいいと思います。ときには得意な方が苦手な方に教えてあげて、意思をすり合わせながら学んでいけばいい。私も初めての子育てでは夫におむつを替えてもらうこともありましたが、「こうするといいよ」と一緒にやりながら慣れてもらいました。お風呂は夫の担当で、私は着替えの役割を担いました。ホルモンバランスの乱れでイライラすることもありましたが、それは別に夫に対してではなかったです。腹にためることが苦手なので、嫌なことがあれば全部話して、聞いてもらってスッキリする、その繰り返しです。うちはよく話す家族だと思います。そして、小さなことでも「ありがとう」を伝えます。
もやは期待しない人、最初から一緒に学んでいけた人…肝心なのは最初なのでしょうか。完璧主義の女性は、ついつい夫に頼らず育児をしてしまいがち。奈々と貴司はこの後どちらのパターンになっていくのでしょうか。
(サトウヨシコ)
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