【コロナ5類移行から1年】終電には帰る客「飲み方が変わった」閉店を早めた居酒屋も 医療の現場は患者数が減少「きちんと診られる」態勢に 福岡
FBS福岡放送ニュース / 2024年5月8日 19時25分
新型コロナウイルスが5類に移行して、8日で1年になりました。多くの人が日常を取り戻す一方、コロナ禍を経てさまざまな変化がありました。
8日午後2時ごろ、福岡市・中洲の居酒屋「伊都の台所」では。
■伊都の台所 中洲本店・福原政幸店長
「いろんなことを考えて乗り越えたからこそ、いま通常営業ができる喜び。 そこが一番うれしいですね。」
緊急事態宣言やまん延防止など、コロナ禍でさまざまな営業の制限を受けた飲食店。新型コロナが季節性インフルエンザと同じ5類に移行してから8日で1年になり、客の変化を実感していました。
■福原店長
「飲み方がみなさん変わりましたね。『終電で帰らないと』というのが習慣づいたのではないか。」
そうした状況の中、この店は閉店時間を午前3時から午前0時に前倒しする一方、客の回転率を上げる工夫をしています。
職場の飲み会の復活や、出張や観光客も戻ってくる中、売り上げはコロナ前と比べても3割ほど増えたということです。
■福原店長
「コロナになって経費や衛生的な部分を見直した。あの時の気持ちを忘れず、日々営業を頑張っていきたい。」
医療の現場も、この1年で変化があったといいます。
■とみた内科クリニック・富田直史 院長
「生活習慣病を診たり、発熱もそうですけど(クリニックとして)本当に診なくてはいけない方をきちんと診られるような態勢に戻ってきた。」
コロナ禍では、一日数百人の患者を診察していたというこのクリニックでは、コロナ禍が明けてもインフルエンザや溶連菌による発熱などの患者の対応に追われていたということですが、4月ごろからそうした患者の数も減ってきたといいます。
現在、発熱で訪れる患者のうち、新型コロナに感染している人は、一日で多くても5人ほどだということです。
患者が減った要因として、新型コロナの医療費補助が3月末で終了したことに加え、ただのカゼと判別が難しいことから、医療機関を受診していない人が多いのではと話します。
■富田院長
「そんなに恐れることはないんですけれど、一緒に住んでいる人が高齢者や重症化リスクが高い場合は、検査も早めに受けた方がいい。」
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