キャピタル Aとエアアジア・グループが、キャピタル A航空事業の売却に関する条件付き売買契約を締結
Global News Asia / 2024年4月27日 7時0分
2024年4月26日、Capital A Berhad(以下キャピタル A)とAirAsia X Berhad (以下エアアジア X)の持ち株会社として新たに設立される AirAsia Group Sdn Bhd (以下エアアジア・グループ)は、キャピタル Aの航空事業売却とエアアジア・グループによる航空事業の戦略的買収(以下本取引)に関する条件付売買契約を締結したと発表した。
キャピタル Aとエアアジア Xの取締役会によって承認された今回の合意により、エアアジアは世界初のローコスト・ネットワーク航空会社として、次の成長段階へ進む見込みだ。
エアアジア Xの株式と上場ステータスはエアアジア・グループに譲渡され、エアアジア Xの株主はエアアジア・グループの株式を保有することになる。無料のワラント発行は、株主の支援に対する感謝のしるしであると同時に、株主が資本参加を強化し、今後の航空事業の成長に貢献するための選択肢を提供するもの。
エアアジア・グループの財務基盤を強化し、株主基盤を拡大し、株式取引の流動性を向上させるために、プライベートプレイスメントも提案。エアアジア Xの株主の観点からは、30億リンギットの新株発行を通じて68億リンギットの価値にアクセスできるのが魅力だ。また、この投資により、ASEANで最も広範な短距離路線を保有する4つの航空会社からなり、同地域で最大のローコスト航空会社となる航空事業の所有権が得られる。
提案されている売却では、キャピタル Aの航空事業の価値は68億リンギットに達し、グループの現在の時価総額の2倍以上になると見込まれるため、キャピタル Aの株主は大きな利益を得る可能性がある。
【編集 : af】
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