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オリ・吉田輝星が3年連続の秋田凱旋登板 1球ごとに球場沸くも満塁背負い失点

スポニチアネックス / 2024年5月8日 20時58分

<楽・オ>7回から登板したオリックス・吉田(撮影・篠原岳夫)

 ◇パ・リーグ 楽天ーオリックス(2024年5月8日 秋田)

 オリックス・吉田輝星が地元・秋田で凱旋登板を果たした。

 2点劣勢の7回に3番手として登板。18年夏に金足旋風を巻き起こしたスターの登場に、球場はこの日一番の歓声に包まれた。一球ごとにスタンドが沸く雰囲気の中、先頭の村林に左前打を浴びるなど、2安打と四球で1死満塁に。茂木の二ゴロの間に1点を失った。なおも2死二、三塁のピンチでは辰己を空振り三振に仕留めた。

 高校時代から慣れ親しんだ秋田・こまち球場では、日本ハム時代の22年6月21日の楽天戦で先発して5回途中2失点。昨年も8月13日の2軍・楽天戦で救援し、1回零封だった。昨オフにオリックスに移籍し、球団8年ぶりの秋田での試合で巡ってきた3年連続の凱旋登板だった。

 試合前には家族らも観戦に訪れることを明かし、同郷の中嶋監督とは「(2月の)キャンプで“お前、チケット取らないと売り切れるぞ”って監督から教えてもらって、それで秋田開催(の試合が)あるのを知ったんですけど。頑張ろうなみたいな感じで、後はお土産が被らないように、何にしようか入念に打ち合わせをして」と交わした会話の内容を明かしていた。

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