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4月に引っ越しますが、2024年4月から宅配便が値上げすると聞きました。どのくらいの値上げでゆうパックとどっちが安いですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月31日 1時30分

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2024年4月から宅配便が値上げすると聞いたものの、具体的にどのくらい上がるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。また、ゆうパックを利用する場合とどちらが安いのか、知りたい人もいるでしょう。   本記事では、そのような人に向けて、宅配便の値段はどのくらい変わるのかや、ゆうパックと比べてどちらが安いかについて解説します。

宅配便はどのくらい値上げになるのか

2024年4月から、宅配便料金の値上げが実施されるため、4月以降に宅配便を利用する場合は改定料金で支払わなくてはいけない点に留意が必要です。ヤマト運輸株式会社は、国際情勢の不安定化に伴うコスト上昇など外部環境の変化を踏まえて、佐川急便株式会社は、持続可能な物流インフラの維持と品質の向上を目的に値上げを行うと、それぞれ、公式ホームページで発表しています。
 
まず、ヤマト運輸の運賃改定率は、サイズやお届け先によって変動があるものの約2%です。改定後に東京から中国地方まで現金決済で宅配便を送る場合、60サイズは1190円、80サイズは1480円、100サイズは1790円、120サイズは2110円、140サイズは2450円、160サイズは2770円かかります。一方、佐川急便の運賃改定率は、飛脚宅配便の場合、平均7%程度です。改定後に東京から中国地方まで宅配便を送る場合、60サイズは1180円、80サイズは1470円、100サイズは1740円、140サイズは2440円、160サイズは2700円かかる予定です。
 

ゆうパックと宅配便はどちらが安いのか

ゆうパックは、日本郵便株式会社が提供している、荷物の縦・横・高さの合計が170センチメートル以下、重さ25キログラムまでが対象の配達サービスです。料金は荷物のサイズやお届け先によって異なりますが、東京都から岡山県(中国地方)まで送る場合、60サイズは1150円、80サイズは1440円、100サイズは1780円、120サイズは2080円、140サイズは2440円、160サイズは2750円、170サイズは3890円かかります。このことから、ゆうパックと宅配便の利用料金を比較すると、サイズによって異なる場合もありますが、東京から中国地方へ荷物を送る場合は、若干、ゆうパックのほうが安いといえるでしょう。ただし、具体的な金額はどこからどこへ送るのかによって変わるため、荷物を送る際に比較することが大切です。
 

送料を安くするコツは

ヤマト運輸では、ヤマト運輸営業所・コンビニ・取扱店へ直接荷物を持ち込んだ場合や、会員登録をした場合に料金を割り引くサービスを実施しています。そのようなサービスを活用すると、ゆうパックよりも宅配便のほうが安くなるケースもあるでしょう。また、佐川急便でも持ち込み割引を実施しているため、活用するとお得に荷物を送ることが可能です。そのほかにも、送る荷物をできるだけ小さくまとめれば、送料を抑えられます。小さな荷物を送るために大きな箱を使うと、必要以上に高い送料がかかるため、気を付けましょう。小さな工夫でも送料が変わるため、なるべく安くしたい場合はそうした工夫を心掛けるようにしましょう。
 

送料は送り先やサイズなどによって異なる

本記事で取り上げた東京から岡山県(中国地方)まで荷物を送る場合は、サイズによって異なるケースもありますが、若干、ゆうパックのほうがお得になります。ただし、配送先や宅配便の割引サービスを利用する場合は、一概にゆうパックのほうが安いとはいえない点に注意が必要です。なるべく送料が安い配送サービスを利用したい場合は、送り先やサイズを含めて、事前に確認しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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