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大谷翔平「メンタルが強いとは思わない」 大ブーイング跳ね返すHRも…一問一答

Full-Count / 2024年4月27日 12時36分

試合後に取材に対応したドジャース・大谷翔平【写真:川村虎大】

■ロバーツ監督の記録を「明日また抜けるように頑張ります」

■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)

 ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦で3戦ぶり7号ソロを放った。「2番・指名打者」で出場し、大ブーイングの中、初回の第1打席で右翼席へ運んだ。沖縄生まれのロバーツ監督に並び、球団の日本生まれの選手最多本塁打記録となった。

 試合後の一問一答は以下の通り。

――ファンの対応やHRの雰囲気はどうか。
「1打席目だったので、トロントに来ること自体は楽しみにしていましたし、今日も満員に近いファンがいて選手冥利に尽きるといいますか、多くのファンの人の前でやるのはすごく自分的にはエキサイティングするのかなと思います」

――ブーイングされてびっくりしたか。
「びっくりはしなかったですね」

――最近、打撃が好調だが要因は。
「色々データのことも含めて、バッティングコーチとも話していますし、動作的なことも含めてコミュニケーションとれているのがいいところかなと思います」

――ブーイングはモチベーションにつながりますか。
「モチベーション……ブーイングをされるか、されないかは特に結果的な話ですけど、これだけ多くの人に入ってもらって、何て言うんですかね、自分のチームが好きなだからこそ、相手の選手にブーイングすると思うので。そういう熱量はドジャースファンでも、ブルージェイズのファンでも野球を好きなんだなという、リスペクトを逆に感じるところかなと思います」

――ブーイングを驚かなかった理由は。
「結果的にその、これはドジャースに決めたときにも言いましたけど、結果的にいける球団は一つ。僕的には声をかけてもらった球団に感謝しかないですし、そこに関してはファンの人がどう思っているかは置いといて、僕としてはファンの人たちにも含めて感謝しかないかな」

――直近5試合、打線が好調だが要因は。
「個人的にはディフェンスのリズムがいいので、それがオフェンスにつながっているのかなと思いますし、先発もリリーフもリズムがディフェンスの面でいいリズムになっているので、それが要因かと思います」

■監督の本塁打記録に並び「明日また抜けるように頑張ります」

――監督のHR記録に並んだが。
「そうですね。今のところそこを目標に頑張っているので。明日また抜けるように頑張ります」

――トロントファンからポジティブな声もあったが。
「単純にうれしいですね。ブーイングも嫌ではないですし。野球の一環ですし、ファンの人たちがそれで楽しんでいるなら、選手は気にしてもらえるだけいいんじゃないかなと思います」

――リスペクトの意味で。
「ブーイングの種類にもよるんじゃないかなと思うんですけど。結果的に僕はブルージェイズにノーと言っている立場なので。ファンの方はブルージェイズが大好きだと思いますし、そこに対してブルージェイズはブルージェイズを応援するのが筋じゃないかなと。僕がブルージェイズのファンだったら、普通にブーイングすると思いますし、野球、スポーツの一環かなと思います」

――その中で打ったホームランは。
「ブーイングの中で打ったかは別として詰まっていたので入ってくれないかなと。ギリギリでしたけど入ってくれてよかったです」

――メンタルをコントロールするには。
「場数もあると思いますし、自分でメンタルが強いとは思わないので。思っている人で強い人はいないんじゃないかなと思いますし。シチュエーションによって、プレッシャーかかる、かからないとはあると思いますけど、そういうシチュエーションで打席に立ててるのはうれしいことじゃないかなと思います」

――監督に並んで何か言葉は。
「並んだぞ、と。僕のほうから言いましたけど」

――監督が新しい車が欲しいと言っていた。
「今は考えていないですね」

――冗談を言い合える関係はどうか。
「最初の1か月が1か月だっただけに。僕からしたらあまり気にしないでほしいというか、むしろ笑いに変えるくらいのコミュニケーションを。(騒動を)グラウンドに持ち込んでほしくないですし、自分で処理すればいいだけなので。チームメートには普通に冗談を言い合える雰囲気は僕にとってプラスかなと思います」

■菊池雄星との対戦「学校や教えてもらった先生たちが楽しみ」

――27日(同28日)は菊池雄星投手との対戦。
「結構打席には立っているので、ただ、毎年毎年数があるわけでもないですし、僕らももちろん大事ですけど、学校(花巻東)もそうですし、教えてもらった先生もそうですけど、そういう方が楽しみというか。そういう感じじゃないかなと思います」

――リハビリの進捗と球拾いで守備を意識したか。
「守備は意識していないですね。スプリント、走りたいなと。微妙な時間帯のゲームだったので。最初は知ってからゲームに入りたいなと思います。ピッチングに関しては順調に来ているかと思うので。肘の反応自体もすごくいいですし、そこは順調かなと思います」

――水沢リトルの後輩が競歩のパラリンピックに選出された。
「頑張ってほしい。自分の納得できる結果を出せるように。まずやってきたことを出せるのが本人にとっては満足することじゃないかと思うので」

――五輪で戦う選手については。
「単純にすごいなと。競技がどうこうではなく、オリンピックに出る、出ないは関係ないと思いますけど。競技をそこまで続けようと思ったのはそうですし、続けてきたのもそうですし、これからも続けようと思っているのは、スポーツだけじゃないですけど、それ自体が素晴らしいことだと思います」

――初めて世界大会に出た時の心境。
「多分高校の代表じゃないかなと思うんですけど。その時は単純に甲子園に出ているメンバー、藤浪(晋太郎)選手とかもそうですし、そういう選手たちとやれるというのが、世界戦がどうのこうのではなく、そういうチームでやるのが僕にとっては特別だったかなと思います」(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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