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【海外発!Breaking News】ぬかるみにはまった男性、愛犬“ヒーロー”が2日間寄り添い続ける(カナダ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年4月13日 15時14分

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愛犬と散歩中、ぬかるんだ場所に足を踏み入れてしまい、身動きが取れなくなってしまった男性。人通りは少なく、背の高い草に囲まれた場所だったため、誰からも発見されないままその場で2日間過ごすことになった。その間、愛犬がそばに寄り添って体を温め、近づいてくるコヨーテを撃退することで飼い主を守っていたという。忠実な愛犬の行動には、「映画になりそうな話」といった声が寄せられていることを、カナダのニュースメディア『CBC.ca』などが伝えた。

カナダのアルバータ州南部にあるテイバーで先月28日、「ケガをした犬が野放しになっている」とテイバー警察に通報が入った。同警察のオースティン・ウィーシンク巡査(Austin Weersink)らは、犬が目撃されたという製糖工場のエリアで捜したが、見つけることはできなかった。

それから数時間後、テイバー警察に「製糖工場の敷地内で、自分と愛犬が大型犬に噛みつかれた」とカーティス・ダール(Curtis Dahl)と名乗る男性から通報が届いた。再びオースティン巡査らが現場に駆けつけると、土手の上に大きな秋田犬のミックス犬を見つけた。

オースティン巡査は犬を保護するため、口笛を吹いて注意を引きながらゆっくりと近づいた。そして2度目の口笛を吹いた時、どこからか助けを求める男性の声が聞こえた。声の方に向かうと、背の高い草に囲まれたぬかるんだ場所で、身動きが取れなくなったアランさん(Alan、61)を発見した。

オースティン巡査は、「草の背丈が高かったので、そこに人がいても見つけるのは非常に難しいですよ」と、アランさんの置かれていた状況を振り返った。アランさんは2日間もその場で身動きが取れない状態だったそうで、愛犬である秋田犬が寄り添って体を温め、コヨーテから守ってくれたという。アランさんは駆けつけた救急隊に救出され、同州レスブリッジにあるレスブリッジ病院へ運ばれた。



2日間もアランさんに寄り添い続けた秋田犬は“ヒーロー(Hero)”という名前で、名前の通り見事に飼い主を救うヒーローとなった。アランさんが病院に運ばれた一方で、ヒーローは犬の保護団体「Taber Lost Paws Society」でケアを受けることになった。同団体の代表代理であるアラナ・マクフィーさん(Alana McPhee)は「今回の出来事を聞いて、感動して涙が出ました」と、ヒーローの行動に涙を浮かべた。

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