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社用車でも役に立つ? クルマのマナー入門

マイナビニュース / 2024年4月1日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

この4月から生活環境が変わり、クルマを運転する頻度が増えるという人も多いのではないでしょうか? クルマの運転で法律を守るのはいわずもがなの話ですが、実際に街に出てみると、暗黙のルールのようなものがけっこうたくさんあることに気づかされます。どんな「クルマのマナー」に気を付けるべきなのか、モータージャーナリストの内田俊一さんに聞きました。

社会人デビューでクルマデビューという方へ

4月は新しく社会に羽ばたいたり、あるいは仕事の環境が変わったりする時期である。場合によっては、社用車での移動が増えるかもしれない。そこで今回は、普段はクルマに乗らない、あるいは免許を取ったばかりであまりクルマに乗ったことはないけれど、仕事で乗らなくてはならないという方々を思い浮かべながら、「クルマのマナー」についてのお話をしよう。ただし、これは一般原則であり、会社によって違うこともあるだろうし、状況あるいはお住まいの地域によっても異なるかもしれないので、そのあたりはご容赦いただきたい。
サンキューハザード、やっぱり出すべき?

まずは交通マナーについていくつか取り上げてみたい。

最初は、いわゆる「サンキューハザード」と呼ばれるもの。高速道路での合流や車線変更のとき、路地から本道に入るときなどに、譲ってくれた人にお礼代わりにハザードを点灯して挨拶する例のあれだ。もともとは大型トラックのドライバーたちの間で広まったもので、いつしか一般ドライバー間でも使われるようになった。

これは厳密にいうと、むやみにハザードランプを点灯させてはいけないことになっている。「ハザード」という言葉の意味を考えればわかるように、これは緊急時に点滅させるものだ。従って、高速道路などの渋滞最後尾などではぜひ使用したい。後続車が確実に渋滞を認識したと思われるまでは点滅させたままにしておこう。

しかし、ギスギスした世の中、譲ったのにハザードを使わなかったといってトラブルが起きるかもしれないので、危険のない範囲で使ってもいいと思っている。ただし、むやみに使うのではなく、アイコンタクトや手を上げるなどの手段でお礼ができない場合に限った方がいいだろう。

やってもいいの? パッシング

また、クルマにはパッシング機能がある。これは、ステアリングコラム(ハンドルとクルマをつなぐ柱の部分)から生えているどちらかのレバーを手前に引けば、その間だけハイビームが点灯するというものだ。

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