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多くのアプリで扱える汎用フォーマットの利用法を覚えよう! - iPhoneユーザーのためのMacのトリセツ

マイナビニュース / 2024年5月1日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

本連載の前回記事では、Macに付属のワープロアプリの「Pages」にはMicrosoftのワープロアプリの「Word」で作った書類を開いたり、「Word」の書類として書き出したりする機能があることを紹介しました。

しかし、書類をやり取りするのは「Pages」と「Word」の間だけではありません。ほかの組み合わせでやり取りするには、どうすればいいのでしょうか。

多くのアプリの組み合わせで共通する方法は「やり取りするアプリの両方で扱えるファイル形式を利用する」ことです。Mac同士でのやり取りだけでなく、iPhoneやWindowsパソコンとのやり取りでも、考え方は同じです。
○テキストデータのやり取りに使える汎用的なフォーマット

テキストを扱うアプリの大半で開くことのできる汎用的なファイル形式は「テキスト形式」です。「標準テキスト」や「プレーンテキスト」、「txtファイル」などとも呼ばれます。

「txt」はテキストファイルの拡張子(かくちょうし)から来ています。拡張子とはファイルの種類を表す文字列のことで、ファイル名の末尾にピリオド1つとアルファベット数文字で付けられています。例えば「議事録」のテキスト形式のファイルは「議事録.txt」という名前になります。

以下にファイル名の拡張子を表示する方法を紹介しますが、必ず表示しなくてはならないわけではありません。確認のために表示したいときに、以下の方法で設定してください。

テキスト形式のファイルには文字データ、つまり文章の内容そのものが保存されます。ワープロアプリで設定した書式などの情報は失われますが、前述のとおり多くのアプリで開けるという利点があります。

文字データに加えて書式の一部なども保存される「リッチテキストフォーマット」という形式もあり、こちらも多くのアプリで開くことができます。拡張子は「.rtf」です。
○「テキスト」や「リッチテキストフォーマット」のファイルで実験

Macには「Pages」のほかにもう1つ、簡易ワープロソフトのようなアプリの「テキストエディット」が付属しています。「Pages」と「テキストエディット」を使って実験してみます。

このように、自分の使っているアプリからどの形式でファイルを書き出せるか、そしてファイルを渡す相手のアプリではどの形式のファイルを開けるかを確認して、双方が対応できるファイル形式を使えばやり取りできます。

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