【肝炎検査を受けて!】伍代夏子“アウェー”で叫ぶ!能登半島地震復興応援チャリティーマッチ後に明かした「知られざる被災地の健康課題」
NEWSポストセブン / 2024年4月27日 16時15分
「みなさん! 肝炎という病気をご存知ですか」──4月20日、歌手で厚生労働省・肝炎対策特別大使の伍代夏子は訪問先の石川県「金沢ゴーゴーカレースタジアム」で、スタンドへ向けて大きな声で呼びかけた。名称の“カレー”にちなんだという、明るめな黄色のトップスがピッチのグリーンに映えて目を引く。
その姿は瞬時に関心を集めたが、手を挙げるジェスチャーをして問いかける伍代に対して「肝炎を知っている」と、挙手で応答する姿はまばら。その反応を見て伍代は、「まだ知らない方はぜひ今日、知ってください」とアピールした。
「『肝炎』というものにならないためにはどうしたらいいんだろう、もしもなったらどうしたらいいんだろう──そうした情報を発信・啓発するために、厚生労働省『知って、肝炎プロジェクト』の活動があります。肝炎を多くの皆さんに知ってもらおうと、私たちは普段からこうして、大勢の方が集まる場所へお邪魔してお話ししているんです」
この日、スタジアムでは元日の地震で被災した能登をサッカーで元気づけたいと「能登半島地震復興応援チャリティーマッチ」が開かれていた。現役時代から災害復興支援を積極的に行い、現在はJリーグ選手OB会長を務める佐藤寿人さんが中心となって、元日本代表選手が「ブルーレジェンズ」として集結。日本サッカー協会会長の宮本恒靖さんや岡野雅行さん、中澤佑二さんなど、15人もの元日本代表選手が揃った。
スタンドには能登からおよそ1500人が招待され、珠洲市や能登町などの5チームから48人のサッカーキッズも参加。子どもたちは元日本代表選手らと一緒にミニゲームも楽しんだ。その後、被災地の復興を願って観客を含めた全員で黙祷を捧げて、メインイベントとなる復興応援マッチがキックオフ。「ブルーレジェンズ」と地元・ツエーゲン金沢OBなど石川県ゆかりの選手による「がんばろう石川」が対戦した。
前半は両者譲らず0-0で終了。ロッカールームへと引き上げるレジェンドへ向けて、子どもたちからすかさず「やじーん!(岡野)」「ボンバー!(中澤)」など、声援が飛ぶ。そんな興奮さめやらぬハーフタイムの“アウェー”な空気に飛び込んで、「知って、肝炎プロジェクト」による冒頭の啓発活動が行われた。
肝炎を含む病気や健康について考えるトークイベントとして、一卵性三つ子のインフルエンサー・佐藤三兄弟から長男の綾人と三男の嘉人、ツエーゲン金沢でプレーする豊田陽平選手、ご当地アイドル『ほくりくアイドル部』の松井祐香里、有松来未も登場。各々、健康づくりや被災地への想いを語った。
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